コロナ禍の影響もあって、ネットショッピングの機会も増えている昨今、ご家庭に段ボールゴミが増えていませんか? でも実はその段ボール、宝の山になるかもしれません。Martistとして活躍する三木芽久美さんは、素材を生かしたハンドメイドが得意。今注目されている段ボールも、三木さんの手にかかればセンスよく生活で役立つものに大変身! とっておきのつくり方を教えていただきました。
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三木さんの段ボール加工テクニックもご紹介!
基本的には切るのはカッターで。物差しと鉛筆で線を引き、物差しは置いたまま、それに沿うようにカッターを引きます。厚みによって何度かなぞります。
ほかにも、「折る」「曲げる」「貼る」など段ボールならではのちょっとしたコツを解説しています。
こちらは三木さんの愛用”段ボール加工道具”
〈左から〉カッターとハサミは一般的な大きさで大丈夫。仮押さえに洗濯バサミが役立ちます。切り口の処理に水貼りテープが便利。カッターを使うことが多いのでカッターマットは必須、両面テープ、ガムテープ、養生テープは仮止め時に厚さによって使い分けを。接着はほぼ木工用接着剤で。折り曲げるときに使うアルミ物差し、切る・折る・線をつけるための鉛筆、30㎝以上測れる物差し。すべて三木さん私物。
実際にこんなものを作ってもらいました
《書類収納ボックス》
「書類を立てて入れるボックスは、ある程度の強度が必要。ですから、あまり加工せずにそのままの形を生かしましょう。ちょうどよい段ボール箱が手に入ったら、ぜひトライ!」(三木さん)
《ペン立て&モバイルスタンド》
「段ボール表面の文字や柄を味方につけて、それを見せるデザイン小物です。大胆なカットと、柄使いを一部分にすると、センスよくまとまります。特にバーコードは絵になりますよ」(三木さん)
《モバイルテーブル付きクッション》
「最近、雑貨屋さんでもよく見かける、ソファに座った状態で脚にのせ、パソコンやタブレットをラクに使えるクッションも、段ボールテーブルを使ってご覧のとおり!」(三木さん)
《アジアンな小物入れ》
「段ボールは紙なので、「貼りつけて飾りつけしやすい」という特徴もあります。麻ひもは特に軽いので、接着しやすくおすすめな素材。くるくる巻いて、アジアンな雑貨に変身させちゃいましょう!」(三木さん)
《トランクケース型収納》
「息子たちの宿題はリビングテーブルで。教材は目立ちすぎずにまとめて置きたいなと考えて、このトランク型ボックスに。憧れのパイロットに関連したシールで世界感も演出」(三木さん)
《ミニシェルフ》
「大きめの段ボール箱は、そのままの形をベースにし、棚をつけてシェルフに。側面は滑走路風のデコレーションで、横に置けば飛行機遊びのベースに大変身。スペース削減との一石二鳥です」(三木さん)
本誌では、これら以外にもいろいろなものを作り方のコツからレクチャーしています!
Mart2021年5月号「捨てる前に! 「段ボールDIY」でお部屋が大変身♪」より
撮影/中林 香 取材・文/新里陽子 編集/小橋健太郎
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