あごだしの人気は継続していますが、最近ちょっと気になるのが「鶏だし」。専門店が登場し、商品のバリエーションも増えています。「鶏だし」の魅力を教えてもらいました。
創業70年の地元鶏肉店が、鶏だし専門店「信濃屋+」をオープン
「子どものころから、『鶏だし』は家で普通に親しんでいて、そのおいしさをたくさんの人に知ってもらいたいと店をはじめました」と語るのは店長の石坂祥貴さん。
一番人気の「信濃屋だし」は、寸胴鍋いっぱいの鶏がらと鶏肉をたくさん入れて4時間煮込みます。沸騰させないことで雑味がなくエキスたっぷりのだしがつくれます。コクがあって濃厚なうま味が口いっぱいにひろがるだし。和風や洋風、中華まで色んな料理との相性バツグンです。
鶏だしのほかスープと炊き込みご飯や、五反田「Pain aux fous」のパンのセットも販売。スープは週替わりが2種類、日替わりが1種類用意されています。旬の食材と鶏だしがマッチして美味しいです。スープLとパンのセット¥630。だしも購入可能で、人気の「信濃屋だし」は400㎖で¥426。
本格的な「鶏だし」商品も増えてきています
鶏の削り節やだしパック、鶏だしベースの商品など、スーパーなどで手に入る商品もいっぱい。使い勝手よくて濃厚な味わいを楽しめる「鶏だし」を味わってみて!
1 鶏だし8g×5P ¥520(久原本家 茅乃舎) 2 地鶏の旨み(阿波尾鶏削り節)100g ¥907(丸本) 3 地鶏 釜めしの素¥255(ヤマモリ) 4 まるごと野菜 6種野菜の鶏だし白湯スープ200g ¥218(明治) 5 千代の一番 野菜鶏だし美味7g×10P ¥630(千代の一番) 6 うまかっちゃん 鶏だしとんこつ(乳酸菌入り)¥105(ハウス食品) 7 だし炊き込みご飯の素 赤鶏さつま(阿波尾鶏だし風味)¥1,000(にんべん) 8 UMAMIだし 鶏10g×5P ¥600(ON THE UMAMI)
さまざまな料理に使えてオールマイティーのだしである「鶏だし」。「あごだし」とはまた違った濃厚なコクを楽しめます。
【問い合わせ先】
信濃屋+
東京都品川区西五反田1-11-5 1F
TEL 03-6417-4136 営10:00~19:30(売り切れ次第終了) 休日曜・祝日
※本特集掲載商品は取材時点(2019年1月14日)のものであり、現在お取扱いしていない場合があります。
【この記事もおすすめ!】
あごだし人気に続くのはどれ? 気になる魚種別の「だし」セレクション6
https://mart-magazine.com/gourmet/18399
コーヒーを入れるように簡単に「だし」が取れる便利アイテム
https://mart-magazine.com/gourmet/16156
撮影/中林 香 フードコーディネート/土肥愛子 取材・文・スタイリング/湊谷明子 構成/玉置晴子
Mart2019年3月号
あごだしに続くのは? 次に来る流行もチェック! 今どき「だし」ニュース2019 より