発売以来、おいしいと評判がジワジワ広がり、いまや生産が追いつかなくなるほど人気の調味料・久世福商店の「食べる、だし醤油」。何がそこまでスゴいのか、管理栄養士の資格を持つMart読者・土肥愛子さん、滝野香織さん、國近かおりさんに試してもらい、その魅力を語ってもらいました。
前編はこちらをご覧ください。
https://mart-magazine.com/gourmet/17225
「食べる、だし醤油」は素材の味を引き立てる万能調味料
左から、國近さん、滝野さん、土肥さん
國近:実際に使って驚いたのが、どんな料理にも合うこと。大豆を使っているから豆腐などの豆類との相性もよかったのにも驚きました。
土肥:かつお節だからうま味成分の一種のイノシン酸が入っていて、グルタミン酸を含む玉ねぎやアスパラガスなどの野菜との相性もバツグン。
滝野:和食はもちろん、沖縄の料理に代表されるように、かつお節と豚肉との相性もいいですし。こちらもうま味の相乗効果が半端ない!
國近:調理すると、少量なのにかつお節の風味がきちんと料理に反映されていたのも印象的。
滝野:素材の味を生かしつつ、だしや味噌の味がしっかりしていましたね。本当に他の調味料はいらないなって思いました。
土肥:ちゃんちゃん焼きのように、ホイルで閉じ込めたらより味噌の風味が強くなった気がしたけど、これってなんでだろう?
國近:調理の仕方によってかつおのだし、しょうゆや、味噌の風味が引き立つのがおもしろかったです。ちなみに、最初は白米にのせて食べたけど、これもまたイケた!!家族みんな、いっぱい食べていましたよ(笑)。
土肥:卵かけご飯に使ってもおいしかったし、白米との相性もかなりいいと思う。
滝野:そのままでおにぎりの具にもなりそうだし、表面に塗って焼きおにぎりにしてもおいしそう。調理するのはもちろん、のせるだけでも十分おいしいのもうれしいですね。夏だと冷奴にちょっとのせたり、それこそチーズやマヨネーズとまぜてディップにしたりと簡単に一品料理に変身するのも魅力的。
國近:ポテサラもいつもとは違った和風テイストのものになりましたもんね。
滝野:あとまぜるに近いけれど、下味として漬けるのもいい! 味がしっかりしているのと、米麹が入っているから素材がやわらかくなるし。
土肥:塩麹的な使い方もできる気がします。
國近:そう考えたら万能~。
滝野:あと、ちょっといいなと思うのがパッケージ。これってホームパーティの手みやげにちょうどいいオシャレ感だなって。
國近:すぐに一品になるしソースにもなるし、その場で開けたら盛り上がりそう。
土肥:気負いなくすぐに使えるのも魅力ですね。
Mart管理栄養士チームによる座談会では、「食べる、だし醤油」は「うま味たっぷりで素材の味を引き立てる存在感のある万能調味料」という結論に至りました。「食べる、だし醤油」をまだ知らない、という方は、ぜひ一度試してみてくださいね。
食べる、だし醤油140g ¥580(久世福商店)
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撮影/伊東武志(Studio GRAPHICA) フードスタイリング/鮓本美保子 取材・文/玉置晴子 構成/タカノマイ(Mart編集部)
Mart2019年3月号
Mart管理栄養士チームが徹底検証 噂の「食べる、だし醤油」はのせる・まぜるが基本です より
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。