毎日欠かすことのできない「お弁当づくり」。今回は、おかずがない日でも乗り切れる1品主役級の「混ぜ込みごはん」のレシピをご紹介します。教えてくれたのは、Twitterでバズった『力尽きレシピ』の著者・犬飼つなさん。いっそ開き直って1品主役弁当でごまかしたら、むしろ子どもたちには大好評…!?
犬飼つなさんの『力尽きレシピ』とは?
疲れてもう動けないけれど、コンビニや外食でなく家で手づくりごはんを食べたい。そんな、頑張れないときでも簡単につくれて美味しいレシピ集が、『力尽きレシピ』(光文社刊)です。
その『力尽きレシピ』の著者・犬飼つなさんのお役立ちお弁当メニューが、1品でも満足感のある「混ぜ込むだけの具たっぷりご飯」。しんどいときのお弁当づくりに大活躍しているそうです。「私自身、仕事が忙しいときに朝ざくざくっと混ぜてつくっていました。具が多いので見栄えもよく、『お弁当感』を簡単に出せるんです。白米が弁当箱のほとんどを占めると家族の文句が聞こえてきそうですが、混ぜ込みご飯ならごまかせます。他の具を足したり、ウインナーをベーコンにしたり、冷蔵庫の中身と相談して〝その日の朝の気分〞でアレンジするのも楽しいですよ」(犬飼さん)
「ほぐしザケとまいたけの和風混ぜ込みご飯」のレシピ
包丁不要!レンチンだけでサケがゴロゴロの豪華ご飯。わっぱの蓋をあけたら華やかな混ぜ込みご飯に、「美味しそうだね」と隣の席の子に言われちゃうかも!青じその香りとバターの風味も効いてリッチな味わい。
Isso ecco新わっば弁当 小判 LドットW13.7×D18.2×H6.7cm 720ml ¥4,500(正和)
【材料とつくり方】
①焼きザケをほぐす。
②まいたけ1/2袋分をほぐして耐熱皿に入れ、顆粒だし小さじ1とバター小さじ1をのせ、ふんわりラップをかけて電子レンジで1分加熱。
③ほぐしたサケと汁気をきったまいたけをご飯茶碗1杯分とよく混ぜる。弁当箱に詰め、刻んだ青じそをのせる。
※焼きザケがない場合は耐熱皿に塩ザケをのせて、酒大さじ1をかける。ふんわりラップをかけて、500Wの電子レンジで2分加熱する。
「電子レンジ&混ぜ込んでピラフ」のレシピ
ウインナー、コーン缶、冷凍ほうれん草でつくるピラフ。ハサミでぶつ切りしたウインナーの食感が◎。
オペロ ワイド ランチボックス ネイビーW18.8×D10.7×H6.6cm 650ml ¥2,200(竹中)
【材料とつくり方】
①耐熱皿に、キッチンバサミでぶつ切りにしたウインナー2本と冷凍コーン約大さじ2、冷凍ほうれん草ひとつかみ弱を入れ、顆粒コンソメ小さじ2をかけふんわりラップをし、500Wの電子レンジで2分ほど、温まるまで加熱する。
②①の汁気をきり、ご飯茶碗1杯分とバター小さじ1、こしょう2ふりと混ぜる。塩気が足りない場合は塩を追加して混ぜ、弁当箱に詰める。
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撮影/福田栄美子 取材・文/新里陽子 構成/タカノマイ(Mart編集部)
Mart2019年10月号
ラクして続く「お弁当革命!」Part1 寝坊した!一品足りない!力尽きた朝のレスキューアイデア より