常温で保存ができるうえに、肉や野菜をたっぷり入れられる焼きビーフンは、災害用備蓄におすすめの食材。ローリングストックで普段の食事にも活用するアレンジ法を、 料理家で防災士の島本美由紀さんに教わりました。
災害時に野菜をたっぷり食べられる! 「ケンミン 焼ビーフン 12袋パック」
「エネルギーの節約が必要な災害時。備蓄用の麺類は、加熱時間が短いものがおすすめです。焼きビーフンなら、フライパン一つでつくれて加熱時間は3分。冷蔵庫に残った野菜や肉を入れれば、栄養もたっぷりとれます」と島本さん。こちらの商品を使ったアレンジレシピを提案してくれました。
ザクザク食感がたまらない! 「クリスピーチキンカツ」
材料(2人分)
- 焼きビーフン…1袋
- 鶏むね肉…1枚(250g)
- 小麦粉…適量
- 溶き卵…1個分
- 揚げ油…適量
- パセリ…適宜
つくり方
- 焼きビーフンを袋の上から手でつぶし、細かく砕く。
- 鶏むね肉をひと口大のそぎ切りにし、小麦粉、溶き卵、1の順にまぶす。
- 170℃の油で2~3分揚げたら器に盛り、あればパセリを添える。
教えてくれたのは?
島本美由紀さん
食品ロスを防ぐレシピや、時短のアイデアで人気の料理研究家。防災の講演会を実施するなど、防災士(防災食&備蓄アドバイザー)としても活躍中。『もしもに備える! おうち備蓄と防災のアイデア帖』(パイインターナショナル)ほか著書も多数。
Mart2023年冬号「“もしも”の備えにワクワクをプラスする! 『ローリングストックストック』にこそ、コストコ食材!」より
撮影/中林 香 レシピ提案・防災監修/島本美由紀 取材・文・スタイリング・編集/田島えり子