去年の大ブームから、いまなお大人気の食材「サバ缶」。「栄養たっぷり」「体にいい」と聞くけれど、「実際どう使ったらいいの?」と思っている方も多いようです。実は暑い時季こそサバ缶の出番!今回は、料理家のほりえさわこ先生に教えてもらった、夏の疲れにも効果的な「サバ缶」と牛乳を使ったカレーのレシピをご紹介します。
料理研究家 ほりえさわこ先生
テレビ、雑誌、レシピ本など、幅広く活躍する料理研究家。栄養士の資格も持ち、手軽かつ栄養たっぷりのメニューの提案は、Mart世代のミセスからも人気。104歳から3歳まで9人の家族のための毎日の食事づくりも欠かしません。
食材は食べ合わせが肝心。「サバ味噌煮+牛乳」は?
子どもも大人も必要な栄養が豊富な牛乳。摂取した炭水化物や脂質を効率よくエネルギーに変えるのに必要な栄養素、タンパク質やビタミンB群も入っています。
マイルドなカレーは子どもたちにも大人気!「サバ味噌カレー」のレシピ
サバ味噌煮と野菜を炒めて牛乳とカレー粉で煮込んだカレーは、味噌の甘味が効きつつエスニック風な味わい。食べやすくておかわり間違いなし!
【材料(2人分)】
・サバ味噌煮缶…1缶
・牛乳…2カップ
・赤、黄パプリカ…1個分
・玉ねぎ…1/2個
・にんにく…1片
・コンソメ顆粒…小さじ2
・カレー粉…小さじ2~3
・薄力粉…大さじ1
・しょうゆ…小さじ1/2~1
・ご飯…300g
・バター…大さじ1
・パセリのみじん切り…1/4カップ
・塩…小さじ1/4強
【つくり方】
①玉ねぎはくし形に切る。パプリカは一口大に切る。
②潰したにんにくとオリーブ油(大さじ1)を火にかけ、香りが出たら玉ねぎ、パプリカを入れ、カレー粉、薄力粉を加えて炒める。
③サバを缶汁ごと、牛乳、コンソメ顆粒を入れて煮立ったら火を弱めて10分煮て、しょうゆで味を調える。
④ご飯にバター、塩、パセリのみじん切りを入れて混ぜ、器に盛り、③をかける。
【つくるときのポイント】
炒めたサバ・野菜に牛乳を加えたら、一度煮立たせてから弱火に。味噌味が全体に広がりマイルドになります。
Mart読者が実際に「サバ味噌カレー」をつくってみました
サバが苦手な子どもが完食しました!
「まろやかな甘さで臭みが消えたせいか、普段サバを食べない子どもが全部食べてくれました!家にあった他の野菜を入れても相性抜群◎」(東京都在住 金井香織さん)
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撮影/鮫島亜希子 取材・文・スタイリング/新里陽子 構成/タカノマイ(Mart編集部)
Mart2019年9月号
料理家・ほりえさわこ先生に聞く 夏バテ解消は「サバ缶」で!より