肉や魚をまとめ買いしたときにぜひつくってほしい「下味冷凍」。調味料に浸して冷凍しておけば、調理のときに下ごしらえなしで美味しい一品がつくれます。下味冷凍のスペアリブでつくるポトフは、大きくカットした野菜と一緒に煮込んで、粗挽きこしょうを加えるだけ。簡単なのに何時間も煮込んだような深い味わいに感激するはず!
ごろごろ野菜とスペアリブのポトフ
スペアリブは下味がついているので、煮込むと肉にうま味がしっかり入って軟らかくなります。漬け込み液もスープの味つけに使います。にんじん、メークインなど野菜も大きめにカットすれば、煮崩れなし。ボリューム満点のあつあつポトフを食卓に。
【材料】2人分
- スペアリブ(下味冷凍) 1袋
- メークイン 1個
- にんじん 1/2本
- キャベツ 1/8個
- ローリエ 1枚
- 塩 小さじ1/2
- 水 500㎖
- 粗挽き黒こしょう 少々
【つくり方】
- スペアリブを解凍し、漬け込み液は取りおく。メークインは半分、にんじんは縦半分、キャベツは半分に切る。
- 鍋を強めの中火で熱し、1の肉を入れ両面に焼き色をつける。
- 1の漬け込み液と水、野菜、塩、ローリエを加え、強めの中火で熱する。アクを取りながら煮立たせ、蓋をして弱めの中火で20~30分煮込む。仕上げにこしょうをふる。
【ポイント】
教えてくれたのは
上島亜紀さん
料理家。家庭料理をメインに、手早く本格的な味わいの調理方法が人気。下味冷凍のオリジナルレシピも多数。著書に『頑張らなくていい 仕込み1分の冷凍作りおき』(ナツメ社)など。
簡単に美味しいおかずが完成する下味冷凍。忙しい平日、特別感を出したい週末、より簡単につくりたいキャンプなど、あらゆる場面で大活躍してくれます。肉や魚を生のまま使うより美味しさがアップするのもおすすめポイントです。ぜひお試しを!
Mart冬号 平日、週末、キャンプ いつでも使える安定の4レシピ「下味冷凍」美味しい三段活用!より
撮影/小林愛香 取材・文・スタイリング/新里陽子 編集/富岡幸子