日々の晩ごはんの献立。毎日のことだけに、ネタも尽きるしマンネリ化するし、買ったものをうまく使いきれず「どうしたらいいの…?」とお悩みの方も多いのでは?そこで今回は、1週間を乗りきるための献立のつくり方を、料理家・上島亜紀さんに教えてもらいました。
料理家・上島亜紀さんの「3日分ずつたてる献立ルール」
1.献立は3日分ずつ立てる
3日分ずつの献立であれば、急な予定変更にも臨機応変に対応可能。食材も新鮮なうちに使い切れます。
2.つくり置きでなく「切り置き」する
切り置き食材があれば、時間がない日の料理に便利。献立を決めていない材料なので、用途も多彩です。
3.週末は決めたレシピで回す
週末は冷蔵庫を一掃しつつ、家事を少し休むことができるような献立にして、自分の時間を有意義に。
3日分の夕食献立づくりを実践!
ルールを心得たら、さっそく実践。 月~水の前半3日間と、木~土の後半3日間の献立とレシピ、お買い物リストを公開しています。
▼詳細はこちらからご覧ください。
【料理家提案】月~水までの3日間を乗り切る献立&簡単レシピ
【料理家提案】木~土3日間の献立は焼く・煮る肉レシピで豪華に見せる!
これじゃないといけないと思わずに次につなげたらOK
「献立を1週間分考えるのが苦手という人は、まずザックリと3日ずつ組み立ててみてはどうでしょう?1週間分決めたものの、途中で予定が変わってしまう場合、立て直しが難しいですが、3日ずつであれば、イレギュラーな外食や、たまに出合ってしまう美味しそうなお刺身だったり、特売品のステーキ肉などにも対応できます。
予定どおりにいかずに残っても、自分のお昼や朝ごはん、お弁当に回せばいいか!くらいの気持ちで立ててみてください。また、『おかずの素』になるような、切り置き食材もおすすめ。ひと手間でつくれたり、アレンジがきく物をストックしておくと迷ったときに役立ちます。週末はチャーハンや具だくさんスープやカレーなど、残り物を一掃しやすい献立に決めておくことで、気がラクになりますよ」
上島亜紀(かみしま あき)さん
食育アドバイザーやジュニア・アスリートフドーマイスターの資格を持っている料理研究家。簡単につくれる家庭料理のレシピに定評があります。「無水調理からパンまで何度も作りたくなるストウブレシピ」(ナツメ社)など著作多数。
いかがでしたか?プロならではの「献立力」とうまくやりくりする「秘訣」、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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撮影/北川鉄雄 フードコーディネート/上島亜紀 取材・文/加藤文惠 構成/タカノマイ(Mart編集部)
Mart2019年8月号
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毎日の晩ごはんでもう悩まない!あの人の「献立力」より