Martistで管理栄養士の土肥さんに教わった、自宅でつくれる美味しいサラダチキン。プレーンな味つけをマスターしたら、下味の調味料を変えて味に変化をつけてみましょう。和風・洋風・中華風のさまざまなフレーバーのサラダチキンで、いろいろなレシピにチャレンジしてみて!
和風だししょうゆ風味サラダチキンのつくり方
基本の下味の塩こうじを半量にして白だし大さじ1、しょうゆ小さじ1をプラス
白だし
しょうゆ
【下味の分量】
砂糖… 小さじ1
塩こうじ… 大さじ1
【A】白だし …大さじ1、しょうゆ …小さじ1、酒 …大さじ1、米油… 大さじ1
【つくり方】
ポリ袋に入れた肉に、砂糖、塩こうじ、Aを順に加えてその都度もみ込み、室温に30分置いたあとに加熱する。(加熱の仕方は基本のつくり方を参照して)
●相性のいい食材&メニューは?
だししょうゆの風味が効いたサラダチキンは、よくほぐしてから卵かけご飯にトッピングするのがおすすめ! しょうゆの代わりにサラダチキンの汁を加えると、より豊かな風味が楽しめます。
アレンジレシピ「スピード親子丼」
上手につくるのが意外と難しい親子丼も、肉に火が通っているから簡単に完成します。卵はほぐす程度にして混ぜすぎないようにすると、煮汁を吸いやすくなって、ふわとろに仕上がりますよ。
【材料(2人分)】
和風だししょうゆチキン …1/2枚
玉ねぎ… 1/2個
【A】水… 50㎖、顆粒だし… 小さじ1、みりん …大さじ2、酒 …大さじ2
しょうゆ …大さじ1と1/2
溶き卵 …2個分
温かいご飯… 400g
三つ葉 …適量
【つくり方】
1.和風だししょうゆチキンはそぎ切りに、玉ねぎは薄切りにしておく。
2.フライパンにAと玉ねぎを入れて中火にかけ、煮立ってきたらふつふつするくらいに火を弱める。玉ねぎが透き通ってきたら、しょうゆ、和風だししょうゆチキンの順に加えて再度煮立たせる。
3.2に半量の溶き卵を回し入れ、卵が固まってふつふつしてきたところに残りの卵も回し入れて火を止
める。1~2分余熱でそのまま火を通したら、器に盛ったご飯にのせて、三つ葉をちらす。
\ここがポイント!/
サラダチキンを加えたあとは、手早く調理をするのがコツ。煮込みすぎると、肉が硬くなるので注意しましょう。
教えてくれたのは
Martist土肥愛子さん
管理栄養士の資格を持ち、Martを中心にフードコーディネーターとして活躍。簡単にできて、カラダも喜ぶレシピの提案が大得意! ストック食材として、サラダチキンを普段の食卓でもよく利用しているそう。
撮影/長谷川 潤 レシピ考案・フードスタイリング/土肥愛子 取材・文/田島えり子 編集/永島 大 WEB構成/富田夏子
Mart2021年10月号 「おうちでサラダチキン」の時代です! より