夏のすっぱ美味しいサワーやか常備菜【やわらかチキン南蛮】

食欲が減退する真夏日には、お酢や梅干しが効いたすっぱいメニューがおすすめです。今回は下処理にお酢を使うことで、うま味や保存性がアップする2品を紹介します。余裕があるときにつくりおきして冷蔵庫に常備しておけば、ピンチのときも安心です。

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イワシのマスタード煮
やわらかチキン南蛮

イワシのマスタード煮

【保存期間】冷蔵で3日

驚くほど簡単に臭みがとれます！
夏はイワシが美味しい季節。余りがちな粒マスタードを使った酸味が美味しいレシピです。つけ合わせには甘酢玉ねぎ（こちらの記事を参照）がおすすめ。

材料（4人分）
イワシ……………………………………4尾
【A】水…400㎖、酢…大さじ2、塩…小さじ1/2
【B】粒マスタード…大さじ3、酒…大さじ3、水…大さじ3、しょうゆ…大さじ2、酢…大さじ1

つくり方
1.イワシは頭と内臓を取り、血合いをよく洗って水気をふく（この状態で売られている場合も）。
2.耐熱ボウルに1と【A】を入れて、ふんわりとラップをかけて電子レンジで3分加熱する。湯を捨てて、水気をふき取る。
3.フライパンに【B】を入れて混ぜ、中火にかける。煮立ったら、2を加えて煮汁を絡めながら5～6分煮詰める。

酢水につけたイワシをレンチンするだけで臭みがとれます。さまざまなイワシ料理の下ごしらえに応用できる超簡単な方法です。

煮汁が少なめなのでイワシにかけるようにしながら煮てください。すでにレンジで火はほぼ通っているので、味が絡めばOKです。

やわらかチキン南蛮

【保存期間】冷蔵で4日

酢漬けにするひと手間でランクアップ！
酢に肉のたんぱく質をやわらかくする効果はないんですが、筋や腱をやわらかくする作用があるようで、結果的にやわらかく食べられるんです。すぐに使わない肉は酢漬けにしておくと日持ちもし、おすすめです。

材料（4人分）
鶏むね肉…………………… 2 枚（約600g）
酢…………………………………… 大さじ2
酒…………………………………… 大さじ1
卵…………………………………………1個
水……………………………………… 大さじ1
揚げ油………………………………… 適量
片栗粉………………………………大さじ3
【南蛮酢】
しょうゆ…大さじ4
酢…大さじ3
砂糖… 大さじ2
酒… 大さじ1
赤唐辛子（半分に切る）… 1 本
【タルタルソース】
ゆで卵（フォークでつぶす）…2個
ヨーグルト…大さじ2
マヨネーズ…大さじ2
塩…小さじ1/2
レモン汁…小さじ2

つくり方
1.鶏肉は全体にフォークを刺して穴をあけてから、食べやすい大きさにそぎ切りにする。ジップ袋に入れて、酢と酒を加えてもみ込む。
2.卵を溶き、水を加えて混ぜる。
3.フライパンに1㎝ほどの高さになるよう油を入れて、160℃に加熱する。
4.南蛮酢の材料を耐熱ボウルに入れ、電子レンジで1分30秒加熱してからよく混ぜて砂糖を溶かす。
5.1に片栗粉をまぶし、2にくぐらせて、3に入れ、じっくり揚げ焼きにする。揚がったら、そのまま４に漬ける。
6.タルタルソースの材料をすべて混ぜ、器に盛った５にかける。お好みでパセリ（分量外）をふる。