火を使いたくない日の「レンチン」最大活用術【夏野菜が美味しい神レシピ1】

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

暑い日のお料理、今年は全部電子レンジに任せちゃいませんか? 電子レンジ調理の達人たちが教えてくれた少しのコツで、だいたいのものはレンチンだけでつくれちゃうんです。この記事では料理研究家の河瀬璃菜さんに教わった、夏野菜レシピをご紹介します。

レンチン1回でつくる無水カレー「夏野菜たっぷりレンジでトマトカレー」


「水を使わずトマトジュースでつくるカレー。ジュースにコクとうま味が凝縮しているので、ルウは1個で十分。耐熱ボウルは余熱が回りやすいガラス製がおすすめです」

●材料(2人分)
なす(小)… 3本
パプリカ(赤、黄)… 各1/2個
オクラ… 4~5本
【A】合いびき肉… 200g、トマトジュース… 200㎖、カレールウ… 1個(20g)、しょうゆ… 小さじ2
バター… 10g
あたたかいご飯… 適量

●つくり方
①なすは半月切り、パプリカは細切り、オクラは輪切りにする。
②耐熱ボウルになすとパプリカ、Aを入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジで8分加熱する。
③バターとオクラを加えて混ぜ合わせる。
④器にご飯を盛り、③をかける。

\ここがポイント♪/


耐熱ボウルに具材と調味料をどんどん入れて、あとはレンジにお任せ! 加熱前は特に混ぜなくても大丈夫です。

知ってた? 正しい「ふんわりラップ」とは

周囲はぴっちり空気が入らないように押さえ、真ん中にふんわりゆるみがあるのが「ふんわりラップ」。ゆるみがないとラップがはじけ、すき間があると熱が逃げるので注意。

ラップを開けるときの注意点

ラップを開けるときは手前ではなく奥側から!
つい手前から開けて、「熱ッ!」という経験をされた方も多いのでは? 電子レンジ加熱後は中に熱い蒸気がこもっているので、奥側から開けて蒸気を逃がすのが正解です。

※使用した電子レンジはすべて600Wです。お使いの機器によって加熱時間は誤差があるので調整してください。

河瀬璃菜さん


料理研究家、フードプロデューサー。レシピや商品開発、近年は地方を元気にするための6次産業化商品の開発に力を入れる。著書『神レンチン あなたにやさしい電子レンジレシピ』が発売中。

Mart2021年8月号
火を使いたくない日の「レンチン」最大活用術 より

撮影/中林 香 レシピ考案・調理/河瀬璃菜 取材・文/富田夏子 編集/永島 大

- 関連記事 -

    マガジン
    Mart2024春号
    2024年3月28日発売
    ¥980
    マガジン
    Mart2024春号
    2024年3月28日発売
    ¥980