10分でできて”お残しゼロ!”宮崎謙介さんの「スナック菓子でサクサク揚げ物弁当」

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毎朝、5歳の息子さんへお弁当を手づくりしている、宮崎謙介さん。アメブロのパパ部門ランキングでも、たびたび上位を飾る腕前とは⁉ 日々料理をしているからこそ思いつく、さまざまな“使えるワザ”を教えていただきました。

フタ裏にソースがつかない!
子どもが好きな味がついたフライ

ほんのりチーズの塩気が効いた、サクサクの鶏肉フライ。しっかりと味がついているので、このままでも白米がすすみます。「料理は視覚が大切だと思っているので、例えば良かれと思ってかけたソースがフタ裏についてしまうと、あけたときにガッカリしてしまうかなと……。そういう意味でも、味付けはしっかりするよう意識しています」。息子さんからも「美味しかった!またつくって!」とリクエストされるのだとか。

宮崎さん流
「チーズスナックフライ」のつくり方

用意するのは、市販のチーズ味のスナック菓子とパン粉のみ。1:1の割合で混ぜます。

使う量だけバットなどにあけ、ひと口大に切った鶏肉にまとわせ、揚げるだけ。「今回は、たんぱく質も意識してむね肉を使いました」とのこと。残った粉はジッパー付き袋やケースなどに入れ、冷蔵庫で1週間ほどで使い切るのが良いそう。

多くつくりすぎた場合は、一度にお弁当に使う2~3個を目安にまとめてラップで包んで冷凍保存。「冷凍庫に保険があると、寝坊したときや時間がないとき、本当に助かりますよね!これは、メインのおかずになるので、多めにつくって保存しておくと便利ですよ」

メインを決めたらあとは
「赤・緑・黄色」で美味しく見せる!

「僕には料理の師とあおぐ友人がいるのですが、彼に教わったのがこの“彩りの原則”。詰めながら、赤、緑、黄色で足らないものを冷蔵庫から探し、全体バランスを取っています」とのこと。お弁当づくりの現場をちょっとレポートすると……

① 「レタスとミニトマトで、赤と緑は確保。今回はメインが黄色っぽいフライなので、基本的な色はOK。でも、ちょっと寂しい……」

② 「困ったときは、ふりかけご飯が強い味方。全体にもう少し赤を足したいので、やわらかいピンク色をした、たらこのふりかけを混ぜたおにぎりに」

③ 「すき間埋めのおかずも、いろどり重視。キャベツが余っていたので、刻んで白だしと和え、ゴマを振ってつくった即席おかずを足しました」

「毎朝、子どもとたくさん話をするんですよ」と語る宮崎さん。「今日は幼稚園で何して遊ぶの?今なにを考えてるの?など、朝も大切なコミュニケーションの時間になっています。正直、お弁当をつくっているときは無心なんですが(笑)、ひと段落して朝食をとるときは、家族の時間を心がけています」と、教えてくださいました。「帰ってきて“美味しかったよ”と空っぽのお弁当箱を出してくれたときは、よし!と心の中でガッツポーズですね」と語る、嬉しそうな笑顔が印象的でした。

宮崎謙介さん
元衆議院議員で、現在はコンサル業務など多数の事業を手がける。5歳のひとり息子の子育てなどをつづったブログ「前向き宣言」は、アメブロの中でも常に人気上位を誇る。7月1日に、書籍「国会議員を経験して学んだ実生活に即活かせる政治利用の件」(徳間書店)を上梓予定。

撮影/志波慎寿介 構成/Mart編集部

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