こんにちは、林加奈です。近年注目度が高まっている調理家電。具材を入れてスイッチを押すだけで、むずかしい火加減の調節も一切不要という点も魅力的ですよね。数々の電気圧力鍋が発売されていますが、今回ご紹介するのはPanasonicの電気圧力鍋「SR-MP300」。忙しくても手軽に本格調理ができることで人気を集めている「SR-MP300」を実際に使用してみました。
「電気圧力鍋の特徴」
「圧力調理」以外にも、「煮込み」「無水調理」「低温調理」「自動調理」といったコースがあり、多様な調理に対応しています。ボタン一つで圧力調理が可能です。圧力をかけることで鍋内の温度が上がるため高温調理が実現し、時間のかかる煮込み料理も、通常の半分以下の時間で調理が可能になります。しかも食材をセットしたら、あとはほったらかし!むずかしい火加減の調節もおまかせなので簡単です。
「無水カレー」をつくってみました!
無水調理15分に設定して調理開始
鍋にざく切りにしたトマト3個、みじん切りのたまねぎ2個、薄切りたまねぎ1個、みじん切りのにんじん1本、鶏もも肉、大きめに切ったじゃがいも、ローリエの順に入れていきます。
無水調理が終わったら、ふたを開けて溶けやすいよう切ったカレールーを入れ、ルーが溶けるまで5分ほど煮込みます。
無水カレーは絶品!
多めのトマトとたまねぎなどの野菜をみじん切りにし、密閉状態で炒めることで野菜の中の水分を引き出し、その水分で肉など他の食材を煮るわけですが、水を使わないだけに野菜の甘み・うまみが濃厚です。味は野菜の甘みが濃いです。ふつうに作るよりも、とてもおいしくまさに絶品です。人参はみじん切りしてるので野菜嫌いのお子さんも無理なく食べられます。
激うま「ローストビーフ」
世の中に、たくさんたくさんローストビーフのレシピがありますが、このレシピは本当に簡単です。加圧時間が1分なので、オーブンを使って焼くローストビーフより短時間で完成します。オーブンの天板などの洗い物が少なくなるのも嬉しいです。
塩・コショウをした牛もも肉の表面を各面30秒ほど焼き、圧力鍋に赤ワイン100ccと水100ccローリエをいれ、1分圧力調理をします。肉にしっかりと火が通っているのに、きれいなピンク色に仕上がり、食べるととてもやわらかいです。時短でここまでの仕上がりができることにびっくりです。
「スペアリブのトマト煮」
火加減の難しいスペアリブも圧力鍋なら柔らかく旨みたっぷりに仕上げてくれます。圧力調理のいいところは、お肉が柔らかくなること、調味料が少なくても味がしっかり染みることです。
塩・コショウをしたスペアリブ600gにケチャップ大4、赤ワイン大2、お酢大2、ニンニクたまねぎのすりおろし、ウイスターソース小1、マスタード小1、ローリエを入れて、圧力調理10分、煮込み10分で仕上がります。中まで味の染み込んだスペアリブは絶品でした。軟骨まで柔らかいので、子どもにもとても食べやすいく、家族からも大好評でした。
とろとろ「 牛すじ煮込み」
じっくり煮込んで作る手間を省き、圧力鍋を使って短時間でとろとろに仕上げる牛すじ煮込みも作りました。しっかり下処理をした牛すじ肉は臭みもなく、美味しいです。材料を入れてボタンを押せばその後は基本ほったらかしでOKなので、その間にその場を離れて他のことをできるという意味では、確実に時間の有効活用になります!
具材と調味料を入れて待つだけで簡単に出来るので、ぜひお試しくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
写真・文/林 加奈