今回は3/12.13に開催しました、Martist upcycle fes.についてお伝えしたいと思います。
世の中がコロナ禍になり早2年。Martistを結成してからというもの撮影でお会いすることもありましたが、コロナ禍ということもありみんなで集まれる機会は減っていました。
そんななか去年の暮れにMartistと撮影をご一緒する機会があり、その時に吉田さんと片岡さんから今回のイベントの提案をいただきまして「何と素敵な企画なんだ‼︎」と二つ返事で参加表明をしました。それがこのアップサイクルフェスの始まりです。
人と人とのつながりを感じられたらサステナブルイベント
アップサイクルとは?物が溢れているこの世の中で一体自分に何ができるのか?暮らしの中でどんな事をしたら環境に良いのか?などなどいろいろと考えることができた期間でもありました。要らない物を捨てるのではなくどなたかに使っていただくためにフリーマーケットを開催。
プラスして、自分たちでデザインしたエコバッグを販売することにしました。
それと同時にアップサイクルな活動をされているご方々にご出展いただきいろんな商品を知っていただこうという案も出ました。デザインから発注まで自分達で作るエコバッグは初めての事で決める事は盛りだくさん。全員多忙を極める中でのイベント打ち合わせ。毎日毎晩早朝から深夜までLINEでの打ち合わせ。会場の下見(私は泣く泣く行けなかったのですが泣)からご出展者様へのお声がけ、エコバッグのデザインなどなどたくさんの話し合いを重ね、私は光栄にもアイシングクッキーを販売させていただく事ができましたので2種類のクッキーを100セットをつくりました。価格は¥600。
小鳥の型は私の先生がデザインして作られた型でとてもかわいいのです。今までは自分用につくっていたクッキーを販売するにあたって食品衛生管理者の資格を取りシェアキッチンを探しそこでクッキーを作成するという新しい知識も身につけることができました。
当日のみんなの動きなどを確認する中私たちの手だけでは足らないことを感じてMartの編集長をはじめ編集部の方々にもお手伝いをお願いしましたところお忙しい中快く引き受けてくださり受付からお会計までたくさんの編集部の方々がMartistのイベントに手を貸してくださることになりました。
そして迎えたイベント当日。9歳の娘が行きたいと言うので一緒に会場入り。通りすがりの方にも興味を持ってもらいたくて、外で呼び込みしましたが意外にも娘が楽しかったようでMartistのメンバーと一緒に呼び込みのお手伝いをしてくれました。
フリーマーケットスペースに商品を並べたりお会計のお釣りを準備したりと高校の文化祭のような雰囲気にワクワクが止まりませんでした。お客様が来てくれるのか楽しんでもらえるのかエコバッグが売れるのかなどなど始まる前は不安になったりもしましたがそんな不安をよそにお客様がたくさん来てくださり大盛況。ありがたきことにアイシングクッキーを手に取りご購入くださるお客様もいらっしゃり自分の作った物がお客様の手に渡る瞬間に感動いたしました。Martistの滝野さんのご提案で捨てられてしまう食べ物を1つでも無くそうとフードドライブコーナーもつくりました。
1人1人の想いがあってこそ実現出来たイベント。2日間たくさんの方々に支えられたイベントを無事に終えることが出来ました。本当に本当に感謝でいっぱいです。皆々様のお力添えをいただいてこそ成功出来たのだと実感しています。ご来場くださったお客様、ステキな商品とともにご出展いただきましたご出展者様、Mart編集部の皆様、ライターの皆様、そしてMartistのみんな本当にありがとうございました。この場を借りてお礼を述べさせていただきます。
今回のイベントを通してチームワークの大切さ、相手に対する想いやりを痛感するとともにマーティストのみんなの細やかな気配りや優しさに脱帽し少しでも近づけるように見習いたいと心に誓った日でした。
写真・文/蓮見京子