農家さんが実際に作物を育てている畑で、お手伝いをさせていただく農業体験。Mart WEEKENDERの米澤さんの実体験をレポートします!今回は、苗床づくりに挑戦します。
苗床づくりをお手伝い
落ち葉を活用した堆肥
枯れて落ちた葉が微生物の力で細かく小さく分解され、堆肥に。冨澤ファームでは、近くの大学から大量の落ち葉が運ばれ、堆肥づくりに活用しています。
苗の成長に適したふかふかの腐葉土をカップに
最盛期には1日になんと1万個もつくることがあるという、野菜の苗を育てるために必要な「苗床」づくり。手持ちシャベルでの作業なので、小1のゆとくんも参加! 家族みんなで力を合わせて取り組みました。
たくさんの苗床ができあがりました!
約150個の苗床が完成! 「ここで苗が育っていくんだね」(なゆちゃん)、「そうだね、ふかふかの土だね」(米澤さん)と親子の会話が弾みます。
苗が元気に育つために欠かせない苗床
「野菜の苗を育てるために、シャベルを使って腐葉土を小さなカップに詰めて苗床をつくっていきます。土を入れたら平らにすり切りしてくださいね」(冨澤さん)
今回伺ったのは「冨澤ファーム」
東京都三鷹市北野3-10-10
https://tomizawa-farm.tokyo/
親子向けイベントとして、10月ごろには芋ほり体験会を予定。詳細は、Instagram(@tomizawa_farm)で告知します。(今回のような親子農業体験など、参加費や開催可能日などはHPからお問い合わせください)
土育について教えてくれたのは
米澤可奈子さん
小6、小4の女の子と、小1の男の子のママ。ナチュラルフードスタイリストとして活躍する米澤さんは、育てること、食べることも五感で感じてほしいと、親子で野菜を育てています。家の中に自然にあるグリーンは、子どもたちにとって家族同然の存在。Instagram⇒@kanako_yonezawa
2023年Mart秋号 大人も驚く発見がきっとある! 「山育」「お片付け育」「土育」 我が家の「週末育」マニュアル より
撮影/林ひろし 取材・文/新里陽子 編集/倉澤真由美