日光市の「界 川治」親子でゆったり&楽しく温泉ステイが愉しめる4つの理由

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お出かけ熱が高まるこの時季。週末や長期休みに今年は家族旅行を企画しているご家庭は多いですよね。そこで今回ご紹介するのは、星野リゾートの温泉施設「界」のうち、栃木県日光市にある「界 川治」です。子どもは楽しく、大人はゆっくり……。そんな極上のステイが約束されています!

「川治温泉」とは?どんなところ?

栃木の温泉といえば、鬼怒川や湯西川が有名ですが、ここ川治も指折りの温泉郷の一つ。読み方は「かわじ」。鬼怒川と男鹿川が合流する位置にあり、渓流のせせらぎを耳に、山里の豊かな自然に囲まれて、静かでゆっくりとした時間を堪能できます。

場所は、日光東照宮などがある繁華街から車で30分程度。最寄駅は東武鉄道の「鬼怒川温泉駅」と 野岩鉄道「川治湯元駅」です。

親子で充実ステイ!星野リゾートの「界 川治」

星野リゾートの「界」は全国に22施設ある大人気温泉施設。どの「界」も子連れ歓迎のファミリーフレンドリーなところが魅力ですが、中でも今回ご紹介する「界 川治」はとくに子連れステイにおすすめ。その理由を解説します。

①子どもが夢中で体験できる「アクティビティ」が充実!

もともとアクティビティが多いことで知られる星野リゾートさんですが、「界 川治」はその中でも体験できることがの種類が多めです。

のんびり過ごすことが醍醐味の温泉旅行ですが、子どもの中にはアクティブな遊びがないと時間を持て余してしまう場合も。その点で、こちらなら「つまらない」なんて言わせないここだけでできる特別な体験がいくつもあり、子どもは楽しく、大人は温泉のゆったりとした雰囲気の中、リラックスして過ごすことができます。

アクティビティの一例を挙げるだけでもこんなにたくさん!

地元の伝統工芸「烏山和紙」づくりを体験!まずは材料である木材についてスタッフさんがレクチャーしてくれました。

水の中で「紙漉き」を親子で体験!普段なにげなく使っている「紙」を昔はこうやって手づくりしていたのですね。

大豆を石臼でひいて「きなこ」を手づくり!

完成したきなこは持ち帰ることができます。ひきたてのきなこは香りから違うことを実感しました。

湯上がりのアイスを食べながら温泉について学ぶ紙芝居の時間も。このあと温泉に入る前のストレッチも教えてもらいました。

2日目の朝は朝食前に「里山体操」の時間が。ストレッチや呼吸法を学び、朝から爽快に。

お部屋では「烏山和紙」を使ったアロマサシェづくりもできました。

② 温泉は赤ちゃんも安心して入れるやさしい泉質

川治温泉の泉質は「アルカリ性単純泉」。一般的に“美肌の湯”と言われることが多い泉質ですが、実は赤ちゃんや小さな子どもに安心な泉質でもあります。肌にやさしく湯あたりしにくいのも、子どもとの温泉にはありがたいはず。

また、お湯は無色透明かつ無臭。白く濁って足元が見えなかったり、においが強かったりするお湯を嫌がる子もいますので、その点でも安心です。

中庭には温泉をひいた足湯も。渓谷を眺めながら家族で足湯をしながら語らい合うひとときは幸せそのものです。

混雑状況確認アプリが便利!

なお、館内WiFiにスマホを繋ぐと、お風呂の混雑状況がどこからでもチェックできるサービスも展開しています。感染症などを懸念する場合や、お子さんと入るなら混んでいない方が……となるべく空いているときに入りたい方にはとても嬉しいサービスではないでしょうか。

③ 食事は子ども用も本格的!地場食材を学べる工夫も

お食事も、子どもと過ごすファミリー向けの工夫が随所にみられつつ、子どもっぽすぎない本格的なつくりと味わいに感動。子ども御前の豪華さは大人顔負けです。

また、朝食には地元の料理にまつわる昔話が。子どもと楽しく読んでからいただきました。

こちらは大人用の朝食。右の椀がこの地域の伝統料理「鬼子蔵汁」です。

④子連れファミリーのステイも多い

上3つの理由からは必然となりますが、滞在者の子連れファミリー率が高めな印象でした。別の温泉宿での体験談ですが、子連れ客が我が家だけ(だと思われる)だったときは、日常の喧騒を忘れて静かに過ごしたい方達が周りにいる中、子どもの鳴き声や騒ぐ声を抑えさせなくてはと気を遣ってかえって疲れてしまったことも……。その点で周りも小さなお子さん連れファミリーが他にもいるのはありがたいポイントではないでしょうか。

お食事どころは半個室になっていたり、お風呂にベビーベッドやベビーバスが常備されてたりと(男湯にもあります!)子どもとの滞在がしやすいところが随所に見られました。

ゆったり過ごしてリトリートを

客室は広々、大きな窓からは渓流を一望

子どもと過ごすおすすめのポイントをご紹介してきましたが、「界 川治」は大人の静かなステイにもいちおしのスポット。川治温泉郷は観光地としての派手さはないのですが、そのぶんゆっくりとした時間が流れるリトリートには最適なところです。

お部屋はほぼ全室「渓流ビュー」。大きな窓からは、これからの季節は目をみはるような緑の山々が、秋には紅葉に染まる眺望を彩ってくれるでしょう。窓を開けると聞こえるせせらぎの音にも癒されます。

食事は里山の味覚を堪能

大人用の夕食の特別会席は「和牛と山くじらの里山鍋会席」。たっぷりのきのこと牛肉、そして猪肉も!栃木といえば、の「干瓢(かんぴょう)」を使った料理も多数あり、地場の食材をおいしくいただけました。

夜の館内はランプが灯り幻想的に

館内も情緒たっぷり。たくさんの「ひょうたんランプ」が浮かぶロビーでは、自由にいただけるドリンクを片手に贅沢な夜時間を過ごすことができました。

極上の湯浴みでリラックス

そして、やはり温泉が格別!渓谷を眺めながら入る露天風呂は2種類あります。夜にはここにもひょうたんランプが灯り、幻想的な雰囲気に。赤ちゃんにやさしい泉質なのは、もちろん大人の肌にもやさしく、朝に夜に何度でも入れました。

お風呂上がりには特製の塩レモンドリンクやアイスキャンディーを自由にいただけます♪

「界 川治」周辺ガイド

チェックアウト後は、日光周辺の観光がおすすめ。大定番の「日光東照宮」のほか、人気のテーマパーク「日光江戸村」「東武ワールドスクエア」、ちょっと足を伸ばして中禅寺湖に……。子どもと楽しめるスポットがたくさんあります。

なお、日光には「界」があと2ヶ所あります。それぞれテーマや趣が違うので、1泊目は川治、2泊目は「鬼怒川」、3泊目は「日光」と、日光の「界」を巡るご家族もいらっしゃるそう。そんな楽しみ方も教えてもらいました。

3施設を訪れるなら「界」の湯めぐりを記録できる「お湯印帳」をぜひゲットして!

そしてもう1つ耳寄り情報を。絶対立ち寄って食べてもらいたいのが「界 川治」のすぐ近くにある「坂文」さんのメンチカツ!界のスタッフさんに教えてもらって帰宅前に寄ってみたところ、噂通りの絶品でした♡

名物のメンチカツはキャベツたっぷり!奥は「いもフライ」です。味がついているのでソース要らず。

快く写真撮影に応じてくれるフレンドリーな店主さん♪ ごちそうさまでした!

静かな温泉郷に佇む「界 川治」は、大人も子どもも、大充実の温泉時間を愉しめます。家族旅行の候補にぜひ追加してみては?

なお、現在Martの会員登録をすると1家族(大人2名・小人2名)分の宿泊券が抽選で当たるキャンペーンも実施中です。

取材・文/小林 博子(Mart編集部)

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