【後編】えっ、道の駅とマリオット!?意外な組み合わせが最高の週末旅をくれた件

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ひょんなことから、世界に冠たるホテルブランド「マリオット」と「道の駅」のコラボとも言えるホテルへの旅をすることとなったMart編集長・小松。
【前編】では、1日目の旅程とホテルの紹介をしましたが、この【後編】では、道の駅での買い物や2日目の様子をレポートします。

「フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮」のロビーラウンジ。2日目は快晴で、明るい日差しが差し込んでいました。

地元素材をふんだんに使った特別な朝食ボックスで一日のスタート

一般的なホテルとは異なり、施設内に飲食施設を持たないこちらのホテル。朝食は、地元の食材がふんだんに詰まった「朝食ボックス」をオーダーすることができます。

現物を見た感想としては、正直「お弁当」というレベルをはるかに超えたもの。ボリュームもそうですが、素材のバリエーションや味、さらには彩りまで文句ナシ!でした。

その名も「プレミアムBOX」。

フタを開けるとその華やかさに目を奪われます。飾り切りもふんだんに施されていました。

道の駅では、普段なら買わないような野菜を思わず衝動買い

荷物をまとめ、ホテルをチェックアウト。スタッフさんのホスピタリティあふれる接客に感謝しつつ、道の駅へ。

クイズラリーなどのイベントも行われており、息子とともに楽しみつつ、いざメインイベントへ。
農業産出額が全国で第9位の農業県だけあり、県内各地から集められたさまざまな農産物がずらりと並ぶさまは圧巻でした。

プレミアム卵ブランドとして名高い「黄身恋し卵」も発見!

息子が大好きなトマトもバラエティ豊富に。

こちらは長野産ですが、近所のスーパーにあったとしても絶対買わないであろう「花わさび」が気になり購入。妻が店員さんにおすすめの調理法を教えてもらいました。

店の外には野菜の苗も置かれていました。

東京にも進出した地元の超人気ベーカリーで昼食を

買い物を終えたあと、車で10分ほどの距離にある「大谷石(おおやいし)」で有名な大谷町へ。

お目当てのひとつは、栃木県内に3店舗を構え、東京にも進出している人気ベーカリー「THE STANDARD BAKERS」本店のパン。ちょっと多すぎるかも?と思いましたが、家族3人であっという間に平らげてしまいました…。

食事のあとは人気の観光スポット「大谷資料館」へ。さまざまなドラマや音楽イベントなどの収録が行われたという地下の大空間はまさに圧巻!でした。

最後に、高さ27mという巨大な「平和観音」に祈りを捧げて帰途につきました。

帰宅しても終わらない…「食べるまでが旅」なんです!

よく、「家に帰るまでが遠足」と言いますが、この旅は帰っても終わりません。「食べるまでが旅」といいましょうか…そこまで楽しみが続くことこそが、道の駅を拠点とする旅のスペシャルなところと言えそうです。

購入した野菜の数々。

いちごはスカイベリーとミルキーベリーの2種を。

スカイベリーは酸味もほどよく、ミルキーベリーは甘い!

例の「花わさび」はカットして塩もみしたものを耐熱の瓶に入れて熱湯をかけたもの(妻・作)。

しらすご飯にトッピングしてみたら、ほのかな辛みが最高のアクセントに。

黄身恋し卵も思わず購入してしまいました。

美味しい卵はやはりTKGですよね。トロリと濃厚な味わいに感動。

「フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテル」を拠点とした旅は、新たなスタンダードになる予感

旅行といえば、「誰もが知る名所」を目指すのがこれまでひとつのスタンダードでした。
しかし、「フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮」に宿泊した今回は、「楽しい」「美味しい」そして「心地よい」の三拍子揃った新しい旅のかたちが見えた気がしました。
適度に“密”を避けられることも、ウィズコロナのレジャーとして強調できるポイントではないでしょうか。
現在、栃木、岐阜、三重、和歌山、京都、奈良に15施設を構え、さらに5月には北海道に2施設が開業予定の「フェアフィールド・バイ・マリオット」。
ゴールデンウィーク、そして夏の旅の選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

【フェアフィールド・バイ・マリオットについて詳しくはこちら】
https://fairfield-michinoeki.com/

撮影・文/小松伸司

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