今年3月には原宿駅直結の店舗がオープンし、ますます注目の「猿田彦珈琲」。こだわりの珈琲は、店舗だけでなくオンラインショップでも購入できるのもうれしいですよね。“コーヒー専門店”というイメージが強いですが、9月15日(火)から、新しいデザートドリンク「ジェラッテ」が全店で発売されます。早速、気になる内容をご紹介します。
「jellatte(ジェラッテ)」は、ゼリーとラテを組み合わせた造語。ゼリーやフルーツ、ミルクなどを層にした「猿田彦珈琲」オリジナルのスイーツドリンクの名前です。実は「ジェラシーを感じるほど美味しい」というブランドのユニークな思いも表しているのだとか。特徴はなんといっても“層”。見た目けでなく、味も香りも触感も異なる層が味のカギになっています。
今回発売になるのは「とぅるんとキャラメルプリンのマンゴージェラッテ」(¥700)と「ゴロッと白桃、ジャスミンミルクティージェラッテ」(¥750)の2種。どちらもワンサイズのみで、専用のタンブラーボトルで提供されるので、イートインはもちろん、テイクアウトにもぴったりです。
「とぅるんとキャラメルプリンのマンゴージェラッテ」は、下から、コーヒーゼリー、キャラメルゼリー、ミルクゼリー、マンゴーソース、コーヒーグラニテ、ミルクフォーム、ミントという7層から成っています。美味しく飲むコツは、まず、ボトルを逆さにして、ゼリーを下(ボトルの口側)に落とし、全体がよく混ざるようにシェイクすること。振る回数でゼリーの崩れ方や混ざり方が変わってくるので、お好みの具合を探っていきましょう。
全体が混ざったら、蓋を開けて飲めばOK。3種のゼリーも微妙に固さが異なり、ミルクフォームのコクやマンゴーのフルーティーな甘さなどと混ざり合って、何とも言えない特別感が味わえます。何層にもなっているパフェを食べたときのような感覚で、いろいろな味が口に広がって幸せな気分に。とろっとしたテクスチャーは、シェイクでもなく、スムージーでもなく、ほかでは味わうことのない、まさに新感覚で、飲み応えならぬ、食べ応えもあるドリンク。
コーヒーのほろ苦さと、キャラメルのコクのある甘さの組み合わせで濃厚な味わい。コーヒーゼリーにはエチオピアの浅煎り豆を使用し、エチオピアコーヒー独特の華やかなフレーバーと、マンゴーのトロピカルなフレーバーが重厚な甘みと爽やかさを演出しています。キャラメルゼリー×ミルクゼリーでプリンのようなコクが生まれ、コーヒーの風味とマッチ。コーヒーの苦みが強くないので、コーヒーが苦手な人や、普段あまりコーヒーを飲まないという人にもぜひ試して欲しいドリンクです。
「ゴロッと白桃、ジャスミンミルクティージェラッテ」は、下から、ジャスミンティーゼリー、ミルクゼリー、ゴロッと白桃果肉入りピーチゼリー、ピーチソース、ジャスミングラニテ、ミルクフォーム、ミントの7層。こちらは、コーヒーを全く使っていない、フレッシュでフルーティーな味わいなので子どもでも楽しめます。
国産白桃を使ったピーチゼリーには白桃果肉が入っていて、その食感もアクセントになっています。芳醇な香りでジューシーなピーチと、華やかなジャスミンティーが上品にまとまっていて、ミルクゼリーが加わることでまろやかに仕上がっています。白桃×ジャスミンミルクティーの相性のよさが感じられ、まだまだ暑さが残るこの時期にもぴったりの味わいです。
どちらも程よいとろっと感があり、ドリンクとは言っても、ゴクゴク飲むというよりは、食べるドリンク、飲むスイーツといった飲み心地。ボトルの振り方でもゼリーの崩れ具合や、層の混ざり方が変わってくるので、最後の仕上げを自分でできるというのも新しいですね。
オリジナルキャラクター「キャラメルマーくん」。
こちらは「ジャスミンピーちゃん」。
この「ジェラッテ」は、「猿田彦珈琲」の新しい看板スイーツドリンクとなるブランドで、今後もシリーズ展開していく予定だとか。ボトルについているキャラクターもファミリーとして増えていくそう。今回発売の2品はもちろん、今後どんな“層”に出会えるのかも楽しみですね。
いつもはコーヒーを注文する人も息抜きやご褒美スイーツとして、「ジェラッテ」をチョイスするのもいいですね。普段コーヒーをあまり飲まないという人や、コーヒーが苦手な人も、「ジェラッテ」はおすすめ。これを目当てに「猿田彦珈琲」に足を運ぶようになるかも。忙しい毎日の中で、気分を上げてくれる存在になりそうな「ジェラッテ」。片手で手軽に飲めるスイーツで、癒されてみてはいかがですか。
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取材・文/岡部礼子