「船橋屋」のくず餅は小麦粉のでんぷん質を発酵させてつくる和菓子
首都圏の人にはおなじみのくず餅の製造販売を行う「船橋屋」。これまでもカフェを運営していましたが、この4月、発酵・乳酸菌をテーマにした新業態「BE:SIDE」をオープンしました。テーマにもなっている「くず餅乳酸菌®」って? さっそく伺ってみました。
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まず、説明しなくてはならないのが、関東のくず餅のこと。葛粉を使って練り上げる葛餅とは異なり、小麦粉のでんぷん質を発酵させて蒸し上げたもので、和菓子唯一の発酵食品です。「船橋屋」は東京・亀戸天神近くに本店を構える、216年の歴史を持つくず餅の老舗です。
「くず餅乳酸菌®」は植物性乳酸菌で、216年間、江戸時代から生き抜いてきた、くず餅独自の乳酸菌なんです。
この「くず餅乳酸菌®」を使用したスイーツが食べられるのが「BE:SIDE」。もともと「船橋屋」のお店でも「くず餅乳酸菌®かき氷」などのメニューはありましたが、「BE:SIDE」では、ここでしか食べられない限定スイーツやドリンクが味わえます。
1. 限定スイーツの中でもおすすめ、つるんとした喉ごしが特徴の「みずくずもち」(\1,250)。定番のくず餅のもっちりした食感とは違う新食感。きな粉と黒蜜をかけて食べるものですが、ひんやり、ぷるぷるで、これからの季節にぴったりです。
2. このみずくずもちをおしるこに入れた「焙じ茶のおしるこ」や「抹茶のおしるこ」(各\1,250)も新感覚スイーツ。「焙じ茶のおしるこ」は、自家製の北海道小豆にとろみのついたほうじ茶を注いで食べるスタイル。「抹茶のおしるこ」も同様に、直前に点てた抹茶を注ぎます。
3. 「焙じ茶のおしるこ」は、小豆がとにかく美味しくて、ほうじ茶の香りも立っていて絶妙な塩梅。小豆とほうじ茶のどちらかが強いということもなく、両方のよさが同時に感じられます。おしるこも甘過ぎず、小豆の風味と味わいがしっかり感じられて、さすが老舗の仕事。
4. ほかにも「飲むくず餅乳酸菌」をベースにした、季節ごとのスムージー&ドリンクもあります。こちらは「お抹茶Limeスムージー」や「味醂Berryスムージー」(各\780)など、和×フルーツの組み合わせが新鮮なフレーバーがそろっています。
5. 「くず餅プリン」
6. 「飲むくず餅乳酸菌」など、テイクアウトできる商品もあるので、自宅でも「くず餅乳酸菌®」のパワーを取り入れることもできます。
1. 「くず餅乳酸菌®」は食べるだけではありません。くず餅乳酸菌発酵液を使い、100%天然保湿成分を配合した化粧水もあるんです。「船橋屋」のくず餅を製造する工程で育まれた、くず餅乳酸菌発酵液は、天然由来の保湿成分なので、肌なじみがよく、浸透性が高いのが特徴。塗布したときにベタつきやザラつきがありません。
2. そして、併設のサロンエリアでは、この化粧水を使ったトリートメントが受けられます。
3. まさに、体の内側と外側から「くず餅乳酸菌®」でケアできるのが「BE:SIDE」なんです。まず、化粧水を使ってみたいという人は、今後店頭や公式通販で発売予定なので、チェックしてみてください。
江戸時代から続く発酵の力を取り入れた「BE:SIDE」。心と体を満たしてくれるスイーツやトリートメントで「くず餅乳酸菌®」をぜひ試してみて。
店名:「BE:SIDE(SWEETS&TREATMENT)」
住所:東京都渋谷区神宮前3丁目14-6「表参道駅」より徒歩約7分
電話:SWEETS:SIDE 03-6432-9323
TREATMENT:SIDE 070-1514-0582
営業時間:SWEETS:SIDE 11:00~18:00(LO17:00)
TREATMENT:SIDE 11:00~21:00(最終入店19:00)
取材/岡部礼子
※表示の価格は税込です。
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