「台湾の美味しいもの」連載、1回目となる今回は、台湾人も大好きな「かき氷」をピックアップ。昔ながらの懐かし系と今どきのアート系かき氷を楽しめる現地のお店をご紹介します!
教えてくれたのは
保谷早優怜(ほうやさゆり)さん
旅作家。全日空入社後、2度の台湾留学を経て旅ライターに。All About台湾・台北ガイドは今年で12年目。著書『台湾・香港deワーキングホリデー』『幸せめぐり旅 台湾』『台湾美食』など。
【TRENDY】今どきのアート系かき氷が食べられるお店「ジンジームー」
盛ったかき氷の上でクレームブリュレを仕上げる「燒冰抹茶(シャオビンモウチャ)」。ドルチェと呼びたくなるかわいさです。白玉が氷のなかで硬くならないように、別のうつわにわけてある気配りが嬉しい。220元(約¥768)
このルックスに目がくぎづけ♡ベリー味の「燒冰莓果(シャオビンメイグオ)」220元(約¥768)
古民家風の店内。土日はすぐに行列ができるので、開店30分前にはお店の前でスタンバイを。
【Shop Data】
金鶏母 jingimoo(ジンジームー)
住所:台北市杭州南路一段143巷36号
電話番号:0908-232-108
営業時間:火~土╱12:00~20:00 日╱12:00~19:00
定休日:月曜休
※1人1品のオーダーをお願いします
【CLASSIC】昔ながらのかき氷が食べられるお店「ロンドウビングォヂュアンイェジァ」
「八寶冰(バーバオビン)」70元(約¥245)は、小豆、緑豆、タロイモ、ピーナツなど8種の具をトッピングした具だくさんのかき氷。昔ながらの素朴な味わいにハマる人続出!
ケースに並んだトッピングたち。店内も器もレトロ感がたまりません。
創業1920年の老舗。人気のパワースポット龍山寺の近くにあって、夜中まで営業しているのも観光客にはありがたいです。木瓜牛(パパイヤミルク)も人気で、暑い時期にはパパイヤがずらりとショーケースに並びます。
【Shop Data】
龍都冰菓専業家(ロンドウビングォヂュアンイェジァ)
住所:台北市広州街168号
電話番号:02-2308-3223
営業時間:11:30~25:00
定休日:不定休(月1程度)
台湾に行くなら覚えておこう!
MRTは並ぶ方向に注意
台北市内の移動なら、MRT(地下鉄)が便利。料金も約¥70~とリーズナブルなのもうれしいですね。さてこのMRT、実は並び方に決まりがあるのをご存じでしょうか?台北のMRTはホームの左側に沿って並ぶように左曲がりの線が描かれていて、ドアの右側は降りる人のために空けてあります。つまり電車が到着したら、ドアの右半分から降車していくのと同時進行で、ドアの左半分に並んでいた人が乗り込むのです。電車の到着と同時に左右に広がり、降りる人を先に通してから乗り込む日本の習慣より効率的かも⁉なお、MRTはペットボトルを含め、飲食禁止です。
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撮影/保谷早優怜(龍都) 取材・文/保谷早優怜 構成/タカノマイ(Mart編集部)
Mart2019年9月号
ビギナーだって楽しみたい 「美味しい台湾!」今度行くならこんな店 vol.1 より