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【国産マスク】作る人から着る人へ。老舗縫製メーカー〈和興〉が届ける和紙100%ニットの力で“マスク疲れ”を解消。

株式会社 和興
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創業90年、老舗メリヤス縫製メーカーの〈株式会社 和興〉(東京都墨田区)が、独自開発中の和紙100%ニットと長年の縫製技術を活かした『和紙100%・国産洗えるマスク』の販売を開始した。和紙でありながら柔らかくしっとりとした肌ざわりが特徴の本製品は、“マスク疲れ”のストレスを優しく和らげてくれる。

【しっとり優しい肌ざわり・和紙100%のマスク】

弊社では、数年前より和紙100%にこだわったニット(カットソー素材)の開発を行ってきた。福井県産の越前和紙の糸を使用し、同じ墨田区の編み立てメーカー、染色工場とともに試行錯誤を重ねたオリジナル素材である。すでに「Pitti Immagine Uomo 97」(フィレンツェ)や「第89回東京インターナショナルギフト・ショー春2020」に出展し、高い評価を得ている。この度、和紙素材によるマスクの生産・販売を開始したのは、和紙の持つ以下のような特徴からである。

■抗菌・消臭作用
多孔質なマニラ麻を原料とする和紙本来の力で、綿の約8倍もの抗菌作用が確認されている。化学薬品等を使用した抗菌加工は一切行わない。 (抗菌性試験/JIS L1902:2015)

■調湿作用
湿気や乾燥など環境の変化に応じて湿度を調節する働きがあり、長時間の着用でもお肌をしっかり保湿する。
(吸放湿性試験/一般財団法人ニッセンケン品質評価センター)

■UVカット効果
多年生植物であるマニラ麻の樹皮には、紫外線をブロックする力がある。
(紫外線遮断率89・2% /一般財団法人ニッセンケン品質評価センター)

いまや日々の生活に欠かせなくなったマスクだが、長時間の着用による肌トラブルや“マスク疲れ”を感じている人も多いだろう。本製品は天然由来の抗菌作用はもちろん、保湿性や伸縮性にも優れ、今後も長期化が予想されるマスク生活のストレスを大幅に軽減してくれる。また、一般的な綿などの素材に比べ洗濯による毛羽立ちも少なく、耐久性に優れている点も魅力的である。

【2.3%の絶滅危惧種・国内縫製工場の挑戦】

そもそも縫製メーカーである弊社がなぜ和紙の素材開発に取り組んできたのか?その背景には、年々深刻化する国内縫製工場の衰退がある。

1990年頃から国内のアパレル各社はコストの安い中国や東南アジアへ生産現場をシフトしてきたことは既に知られている。国内縫製工場は価格競歩を余儀なくされ、経営を持ちこたえられなくなった多くの工場が廃業した。結果、2018年の衣料品における輸入浸透率は97.7%に迫り、残り2.3%の国内縫製工場はまさに“絶滅危惧種”となったのだ。

こうした状況のなか、われわれ縫製業にいま何が求められているのか?
長年の下請け体質から脱却し、消費者から発信されるメッセージを自ら掴みにいくことではないかと考える。
「安心・安全・高品質」は、これまでのメイドインジャパンを代表するような言葉だが、それだけではもう足りない。個人のニーズが多様化・細分化するいま、一人一人の価値観や課題と向き合い、“共感するものづくり”が求められるのではないだろうか。

新型コロナウィルスの感染拡大により医療物資の不足に直面するなか、多くの国内縫製工場は早い段階からマスクや医療用ガウンの生産に取り組んできた。有事の際、生産現場が国内にあることは大きな強みである。
モノや人の流れが大きく変化している今だからこそ、日本のものづくりの現場にぜひ目を向けていただきたい。

『和紙100%・国産洗えるマスク』
・カラー: ホワイト、グレー、ネイビー
・サイズ: 大人用
・価格: ¥2,420(税込)

*会社概要: 株式会社 和興
昭和4年、東京・墨田区にて縫製業をスタート。岩手県一関市の自社工場を中心に、100%国内生産の強みをいかした付加価値の高いカットソーウェアの製造に取り組む。アパレルOEM生産事業を主軸に、独自の素材開発や企業ユニフォームの製作等、新たな業態にも積極的に挑戦している。

▽お問い合わせ先
株式会社 和興(担当:國分、小林)
TEL:03-3634-5645
HP:https://www.wakoh.tokyo/
販売ページ:https://wakohemg.thebase.in
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