旦那さんの転勤で閑静な住宅街が中心の橿原市に越してきた森川さん。京都の出身で、結婚したときに料理人の父から「塩とだしの代わりに使える」と伝授されたのが「不二の昆布茶」でした。その使い勝手の良さを、家族ぐるみでよく出かける南さんや平山さんなどの友人にも共有しているとか。
「昆布粉末が入っているので、入れれば昆布のうまみが加わります。さらに、食塩や砂糖などの調味料も入っているから、たくさんの調味料を使わず味つけできるんです」(森川さん)。
「不二の昆布茶」でつくる「大根とそぼろの炊いたん」
森川さんがよく昆布茶を使って調理するのが、「おばんざい」と言われる京都のお総菜。京都では昆布だしを好んで用いることもあり、特に「炊(た)いたん」と京都弁で言う煮物料理と相性がいいのだとか。
「この昆布茶を使えば、塩気だけでなく、わざわざダシを取らなくても昆布のコクが料理に行き渡ります」(南さん)。
つくり方
【1】鶏そぼろ肉(約100g)を炒めて水を入れ、ひと煮立ちしたら湯通ししておいた大根3分の1本を入れる。
【2】クツクツと煮立ってきたら、不二の昆布茶を小さじ1杯程度入れる。好みでショウガを適量加える。味を確認して、塩気がほしければ淡口醤油を好みで入れてもOK。
【3】仕上げに水で溶いた片栗粉を回し入れ、とろみをつけて完成です。
きんぴらも昆布茶で味つけOK!
「炊いたん」以外の料理にもいろいろ使える昆布茶。森川さんのおすすめは塩きんぴらです。
「ごぼうとにんじんのきんぴらも味つけはこの昆布茶とハチミツ、鷹の爪だけでつくることができます。うちでは日曜日に常備菜をまとめてつくるのですが、塩きんぴらはサッとできる定番料理の一つ。他にも野菜炒めに入れたり、野菜を塩もみするときも昆布茶を使ったりしています」(森川さん)
「もちろんお茶としてもおいしいのもうれしいポイント。粉末なのでお湯を注ぐだけで飲めます。家に一つ置いておくととても便利」(平山さん)
塩などの調味料と同じ感覚で使えて、だしのようなうまみを加えてくれる昆布茶。調理の工程に取り入れて、いつもの料理を格上げしませんか?
不二の昆布茶70g缶¥356(税込み)不二食品
【お問い合わせ先】
不二食品
http://fujishokuhin.jp/
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撮影/テラサカトモコ 取材・文/柴山小枝