緑豊かで閑静な環境と充実した助成制度で子育てしやすい街、生駒市。そこに住む岩城さん・杉本さん・真弓さんの周りには、子どもの誕生日に気合いを入れて記念撮影したいと望むママさんが多いとか。主宰するベビーマッサージ教室で撮影も手掛ける岩城さんが注目したのが「クレイケーキ」です。材料は100均で揃えることが可能。作り方も詳しくご紹介します。
クレイケーキとは
クレイケーキとは、粘土(クレイ)を使ってつくる撮影用・観賞用のフェイクケーキのこと。手づくりの場合、粘土はおなじみの「紙粘土」を使うのが一般的になっています。お店のディスプレイや結婚式の装飾のほか、最近は岩城さんたちのように子どもの誕生日フォトなどの飾りとしても大活躍。おしゃれに装飾すれば一気に写真の「映え」要素が高まります。
一見手づくりするのは難しそうに見えますが、実は工作感覚で楽しく簡単に作れちゃうのもクレイケーキのいいところ。土台は箱などを使うことで使う紙粘土の量も少なく済みます。
本物のデコレーションケーキではなくクレイケーキを使うメリットを、愛用している2人が教えてくれました。
- 「本物のケーキではないのでお子さんが触ったり落としたりしても大丈夫なんです」(岩城さん)
- 「保管ができるので、兄弟がいれば使いまわしもできますね」(杉本さん)
写真映え間違いなし!100均材料で「クレイケーキ」をつくろう
材料
(左より)紙ねんどのホイップクリーム(白)、ふわっと軽いねんど ホワイト、ボンド 木工用50g、 紙BOX丸型4サイズアソート(パステルストライプ)各¥100(ダイソー)、ボンド、はさみ(読者私物)
(左より)木粉ねんど¥100(ダイソー)、ドライフルーツ、造花(読者私物)
つくり方
【1】大小のペーパーボックスの表面にボンドを塗り、土台となる紙粘土を手で伸ばして均一に張りつけていきます。
【2】ペーパーボックスを張り合わせ、紙粘土をのせてヘラでホイップクリームのように伸ばします。縦の筋を入れるとよりケーキらしい見た目に。
【3】乾燥させたフルーツや木の実、造花など、好きなデコパーツで飾りつけます。ポイントになるパーツを決めて中心に置いてからデコレーションするのがコツ。
【4】クッキー型で抜いて一晩乾燥させておいた木粉ねんどのパーツを配置して完成。
アレンジ自在!季節のイベントでも活躍します
パーツをはがしても紙粘土で補修すればいいので、後からのアレンジも自在。
「デコレーションを変えれば誕生日だけでなく、クリスマスやハロウィンなどにも使えそうですね」(真弓さん)
「四角の箱を土台にしてケーキをつくることもできるし、色つきの紙粘土を使ってもカラフルでかわいいですよ」(岩城さん)
家族に内緒でつくって驚かせるのもいいですが、手軽な工作なので小さな子どもと一緒につくることもできます。今年の誕生日の記念撮影に、簡単でかわいい手づくりクレイケーキを取り入れてみて。
クリスマスバージョンのクレイケーキはこちらの記事をご覧ください
【クリスマス】話題の「クレイケーキ」は100均材料でつくれる!【飾りつけ】
【お問い合わせ先】
ダイソー https://www.daiso-sangyo.co.jp/
撮影/テラサカトモコ 取材・文/柴山小枝