サッカー選手である夫(細貝 萌選手)の移籍に伴い、タイで子育てをする中村明花さんが、海外生活のあれこれをつづるWEBコラム。
前回は、世界的にも有名なチェンマイの「イーペン祭り」に参加した様子や幻想的な写真を公開してくれました(前回の記事はこちら→★)。新型コロナウィルスの影響で、今回の年末年始はタイで過ごすことになった中村さん。どんな風にお正月を過ごすのでしょう。
今年の年末年始はタイで過ごします
新年あけましておめでとうございます。
昨年は新型コロナウィルスの影響で、世界的に大変な1年になりました。
まだまだ先が見えない状況のなか、新しい年がよいものであるように、心から祈っています。
毎年、この時期の我が家は夫のオフシーズン。海外で暮らしていても、日本に帰ってのんびり過ごすことが多かったのですが、今年はコロナを考慮し、タイで過ごすことにしました。
タイ国内は少し前までは国内感染者が少なく、日常に戻りつつありましたが、最近バンコクの隣町でクラスターが発生し、じわじわと感染者が増えてきました。
タイの対応は早いので、クラスターが出た町はロックダウンされ、夫が所属するサッカーのタイリーグでは、試合が無観客試合に。第二波に備えて一気にソワソワしてきました。
コロナが落ち着いていたころは、年末年始に国内旅行するのもいいなぁと、飛行機には乗らずに車で行けるリゾート地に行く予定でしたが、この状況ではどうなるか分からないので、旅行はやめて家で過ごす事にしました。
友人のなかにはホテルの予約をしていたけどキャンセルした子や、迷っている子もいます。
タイはすぐにいろいろなことがストップするので、コロナでまた生活が変わりそうですが、気を引き締めて生活しようと思います^ ^
タイにいても「おせち」はつくれる⁉
お正月を家で過ごすので、「おせち料理」をつくりたいなぁと思っています。
タイ自体は、日本でいうおせち料理のようなお正月だけに食べる特別なお料理はないようで、つくるなら日本のものを。
でも、海外にいてもつくれるのかな?と思ったら、フジスーパーというスーパーなどに、かまぼこ、伊達巻などおせちコーナーができていました^ ^
さすがいろいろな食材が手に入るバンコク! 海外なのにすごい!!
これならおせちをつくるのにも困りません。
ただ、チェックしてみたら値段が倍以上するものも……。「この値段を出してまで買うのはどうかな……」ってものも多かったので、好きなものだけをちょこちょこつくろうかなと思っています^ ^
できあがったおせちを出してるお店もあって、それにも驚きました^ ^
もう、ほんと日本みたいですよね!
以前住んでいたドイツでは考えられない!
なんでも揃うバンコク。こういった行事ごとは特に、食材に困らないのはありがたいなぁとしみじみ思っています。
こんな感じで売られています。
鏡餅があったので日本を感じたくて買っちゃいました!
おせち用に数の子を塩抜きして味付けしているところ。友人たちの分も味付けしているのでたくさんです^ ^
タイでは娘が大好きなみたらし団子まで売っています。ドイツのアジアスーパーで冷凍のみたらし団子なら見たことがあったのですが、バンコクでは日本人の和菓子職人さんがつくっている、できたてのもちもちで美味しいみたらし団子が食べられます。
バンコクにはドンキホーテがあって、お刺身やお寿司も新鮮で美味しいのでよく買います^ ^
お刺身以外も日本と変わらない品揃えで、ここはもう日本ですね(笑)。写真は娘が大好きな北海道ミルクシェイクを頼んでいるところ。
中村明花さん/1986年千葉県生まれ。Martモデルとして活躍する4歳の女の子のママ。調理免許、薬膳コーディネーター、幼児食インストラクターの資格を持ち、本誌では「中村明花さんのおかずに飽きたら“タイの知恵”」を連載中。プライベートを掲載したインスタのほか、日々の料理写真やレシピを掲載した料理アカウントも大人気!
★プライベートメインのInstagramアカウント
https://www.instagram.com/sayaka_nakamura3/
★料理メインのInstagramアカウント
https://www.instagram.com/sayaka_nakamura_food/
構成/長南真理恵
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