今すぐ「貯め体質」になる5つの習慣を身につけよう!

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お金がなかなか貯まらない…。でもどこから手をつければいいかわからず、結局何もしていない…という人も多いのでは? 節約アドバイザーの丸山晴美さんに教えていただいた5つの習慣で「貯め体質」を目指してみませんか?

今すぐ「貯め体質」になる5つの習慣

\教えてくれたのは/


節約アドバイザー 丸山晴美さん
節約アドバイザー、ファイナンシャルプランナー。「自分の家を買うために頭金1000万!」を目標に、自身も節約生活をスタート。家計管理、節約に関するさまざまな著書で、お金とのつき合い方を
提案している。

 

【貯まる習慣・1】
ざっくりといくら使ったかを知る

必ずレシートをもらう

買い物をしたときは、必ずレシートをもらう習慣をつけましょう。ちょっと買った少額のものだと記憶に残らず、「何に使ったっけ?」と思い出せないお金になりがち。その都度レシートをもらうようにすると、ざっくりと1日にどれくらい使ったかを把握できるように。

アプリなどでチェック

最近はZaimやマネーフォワードMEなど、アプリで管理できる家計簿も充実。クレジットカードや銀行口座、電子マネーとひもづけでき、レシートも写真を撮れば読みこんでくれます。自分で家計簿をつけなくても、ジャンル別に使った割合などを出してくれるので便利。

 

自分の弱点を知ってムダ遣いを知ろう!


お金の整理整頓は貯め体質のスタート地点。自分の弱点がわからないと、どこを節約すればいいのかもわかりません。また、ムダ遣いのポイントがわからないと、お金がなかなか貯まらないのにストレスは溜まるばかり……。レシートや家計簿はポイントを知るためにとても大切なので、アプリなど手軽な方法を使ってぜひチェックしてみてください!

 

【貯まる習慣・2】
使い道の優先順位をつける

①欲しいものややりたいことを書く

限られた予算のなかでお金を有効に使うためには、自分が欲しいもの、必要なもの、やりたいことを把握することが大切です。思いついたものから、ふせんに書き出してみましょう。旅行などの大きい目標から、少額の欲しいものまで、何でもとりあえず書いてみて。

②順位づけをする

ふせんに書き出せたら、今度はかなえたい順に並べてみましょう。優先順位がわかると順位が低いものに出費せず、本当に欲しいものだけにお金を使うように。限られたお金をどこに使うかをきちんと把握できることで、メリハリのついた使い方ができるようになります。

 

欲しいもの、やりたいこと思いつくままに書こう!


ふせんに書き出すときは、深く考えずにとにかく思いつくものから書くのがポイント。1位から書こうとすると、意外とあとから書いたもののほうが大事だったということがあり、優先順位を見失いがちに。すべての項目を出してから優先順位を決めると、高い安いなど値段では判断せずに欲しいものをきちんと見極めることができます。

 

【貯まる習慣・3】
本当に気に入ったものだけを買う

《NG》安いしこれでいいかとなんとなく買う

安いものを買うのがお得な気がしてしまいますが、ただ安いという理由だけで買うのはNG。「これでいいか」と買ったものは使うたびに気分が落ちるし、あまり気に入らなかったからと買い直して余計にお金がかかることもあるので、結局お得にならないことも。

《OK》値段ではなくずっと使いたいものを買う

少し価格が高くても、本当に気に入っていて欲しいものであれば妥協せずに買うことも大切。高いからといってムダ遣いになるわけではなく、自分にとって大切なものになるならば長く使えてムダにはなりません。高い=ムダ遣い、安い=お得という考え方から離れてみて。

 

満足感のあるものを納得して買うようにして


高いものを買うのをためらい、妥協して安いものを買ってしまうことがありますが、これはダメ!満足感が低くて不満が多く、使うたびにストレスが溜まり買った意味がありません。しっかり予算を決めれば、少し高くても長く使えて愛着がわくものを買うほうが結局はお得。妥協しないで、納得のいくものを買うようにしましょう。

 

【貯まる習慣・4】
レシートを見返す

1日1回お財布からレシートを出す

1日1回、その日に買い物をしたレシートを財布から出してみて。眺めるだけでもOKですが、余裕があれば、必要だったものに○、もっと安く買えたかもというものに△、買わなくてもよかったかもというものに×をつけてみると、ムダなものがわかりやすくなります。

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\レシートをチェックしたら…/
いいところはとことんほめる
自分でいい買い物をしたなと思ったり、〇のレシートが多ければ、お金がうまく使えている証拠。よかったところを見つけて自分をほめてあげましょう。○のレシートが多いほど、どんどん貯め体質に近づいています。

失敗したところは次につなげる
ムダだったかなと思う買い物は、反省を。失敗したことを見つめ直すことで、次に買い物をするときに本当に必要かどうか考えられるようになります。必要なものの見極めができれば、自然とムダな出費も減っていくはず。

 

自分に必要なものを見極めて買う習慣を


やりくり上手な人は、自分に必要なものの見極めが上手。人によってムダ遣いのポイントや弱点は違うので、まずはレシートを見て買い物パターンを見直して。そのうえで、△や×のレシートを減らす方法を考えましょう。コンビニでムダ買いしがち、週末に財布のひもが緩みがち、などパターンがわかると対策も見えてきますよ。

 

【貯まる習慣・5】
今の時代に合うお得な方法を知る

例:ポイ活、サブスクリプションサービス、フリマアプリ、QRコード決済、Kyash、楽天経済圏など
今は、支払い方法や買い物の仕方などを工夫するだけで貯まる仕組みがたくさんあります。ポイントをうまく貯めてお得に活用するほか、定額制で使えるサブスクリプションサービスを上手に活用する方法も。今どきのサービスを活用し、貯め体質を目指しましょう。

 

QRコード決済、ポイ活など利用して


キャンペーンや昨年の消費増税による政府の消費者還元事業などもあり、お得感の増したキャッシュレス決済。また、普段の生活で賢くポイントを貯められるポイ活など、工夫次第でお得な方法がいっぱいあります。いつもの消費行動を少し変えるだけで貯められることはたくさんあるので、ぜひ今後アップ予定の記事から学んでみてください!

※掲載中の情報はMart誌面掲載時のものです。

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撮影/志波慎寿介 取材・文/酒井明子 構成/Mart編集部

2020年5月号
ワクワクのための「ちょい貯め」はじめよう! より

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