ゆっくり育てる土耕栽培は、おうちで育てやすいサイズ感や工夫のあるアイテムを使って。土の中で根がしっかりと張り、水耕栽培に比べて濃厚な味わいの野菜が育ちます。
ミックスリーフの育て方
【1】土に種をまく
プランターに9割ほど土を入れたら、指で線をつけてそこに種をまくスジまき、またはパラパラとまくバラまきをし、種に土をかぶせて軽く押さえます。
【2】あげすぎに注意しながら水やりをする
表面が乾いていても、土の中は十分に水分があるときも。また土が乾いているときがあるのも、根を張るのには大切。「土が乾いた状態でプランターを持って重さを覚え、それに近づいたら水をやっています」
これくらい乾いたら水をあげましょう!
【3】日当たりのよい場所に置く
日当たりがよく、かつ風通しのよい場所に置きます。「余裕がある日は、太陽の動きに合わせてプランターを移動することも。このサイズだと子どももできます」
芽が出るとこんな感じに!
3~7日で芽が出ます!
春の暖かい気候が続けば、まいてから早くて3日ほどで芽が出てきます。水をあげすぎると枯れてしまうので、水の量には注意しましょう。米澤さんは愛用の赤玉土入りの培養土を使っていますが、一般的な培養土でも育てられます。
今回使ったのはこれ!
リッチェル ベビーリーフプランター
省スペースで手軽に栽培が楽しめるサイズのプランター。室内にも置けるよう、写真の別売り「トレイ」も。(小)12型N W11.7×D11.7×H9㎝ ¥198、(大)40型 W39.2×D11.5×H9.1㎝ ¥440 ダークグレー、アイボリー
おうちファームに挑戦したのは
家の中に自然にあるグリーン類は家族同然の存在に。ナチュラルフードスタイリストとして活躍する米澤さんは、育てること、食べることも五感で感じてほしいと、子どもたちと野菜を育てています。瞑想コーチとしても活躍中。
撮影/林ひろし(人物)、山下忠之(静物) 取材・文/新里陽子 取材協力/グリーンフィールドプロジェクト 編集/倉澤真由美
2024年春号 今年こそ! 家族ではじめる「おうちファーム」 より