夏休みに家族3人で陶芸体験をした中村明花さん・娘さん・細貝萌さん一家をレポート。おのおのがこだわりの器をつくって楽しい時間を過ごしたわけですが、思い出に残る、まさに「映える週末」になりました!
激しい流れの中を木の舟で下る「ライン下り」で有名な観光地、埼玉県の秩父郡長瀞町(ながとろまち)。そこからほど近い場所にある「陶芸体験工房 一隅舎(いちぐうしゃ)」におじゃましました。初心者でも一からアドバイスをしてもらえるので安心です。
今回は「手びねり」という手ろくろを回しながら粘土に形をつけていく手法でつくりました。
製作時間は約1時間半。こだわった末にできた作品
(奥)中村明花さんの中鉢、(手前右)娘さんのかわいいハート型のカップ、(手前右)細貝萌さん作のスタイリッシュなプレート。ここから、釉薬を選んで窯で焼いてもらいます。
約2か月で完成!
選べる釉薬から好みの色を指定してできたのがこちら。(奥)中村明花さんの器は「黄瀬戸釉」、(手前左)娘さんのカップは「あめ釉」、(手前右)細貝萌さんは「白マット釉」で出来上がってきました。(※完成までの日数は時期により多少変わります)
自宅に送られてきた作品を見て感激したという明花さんが言う通り、「同じ空間・同じ時間を過ごした思い出がたくさん詰まった器」は、家族みんなの宝物になるはずです。
みなさんも陶芸体験で、思い出の一枚をつくってみませんか?
Mart2023年秋号「親子で"世界にたったひとつ"の器づくり」より
撮影/林ひろし、ヘア・メーク/田中康世、久保フユミ スタイリング/北橋野枝 取材・文/新里陽子