今日は日本チェーンストア協会が制定した「レジ袋ゼロデー」。皆さん、エコバッグは使っていますか？環境対策の一環として、日常的に買い物をするあらゆる局面でレジ袋の配布中止・有料化が目前となった今、改めてその背景と流れをおさらいしたいと思います。また、様々な要望を叶えてくれる優秀なエコバッグもご紹介します。
なぜ、レジ袋が有料化に？
世界では年800万t以上のプラスチックごみが海へ流出しているとされ、2050年には海洋中のプラスチックごみの重さが海中の魚の重さを上回るとの試算も。紫外線や波で5mm以下に砕かれる「マイクロプラスチック」は、海水中の有害物質が付着しやすく、生態系への影響が懸念されています。
日本でも対策は差し迫った課題であるとされ、プラスチック製のレジ袋の有料（無料配布の禁止）を義務化。環境省は、有料化の開始時期については「東京五輪に遅れないように」とし、2030年までにプラスチックごみの25％削減を目標に掲げています。
今後、レジ袋の有料化は全店義務化に
環境省は、レジ袋の有料義務化はスーパーやコンビニだけではなく、ドラッグストアや百貨店などのレジ袋を使う事業者を一律に対象にする方針を示しています。プラスチックごみ廃止の動きは、すでに企業レベルで実施されているよう。例えばイオンでは、使い捨てプラスチックの削減や、持続可能な原料でつくられた商品を販売するなどの取り組みがされていて、今後、国内企業が各方面で環境対策に力を入れていくことが予想されます。それに伴い、エコバッグが必需品になることは間違いありません。
【リサイクル原料を使った買い物袋】
トップバリュ リサイクル原料を使った買い物袋（M）¥40、（L）¥50
海外ではどんな規制がされている？
EU理事会では、使い捨てプラスチック禁止法案がすでに可決されていて、有料化はもはや常識。ストローや綿棒の軸、食器など日常的に使われるプラスチックが禁止されています。カナダのスーパー、イーストウエストマーケットでは、はずかしい文言をレジ袋にプリントし、持つのを躊躇させる大胆な取り組みも。
Mart編集部のおすすめエコバッグは「シュパット」
（右上から時計回りに）シュパット コンパクトバッグ（L）ドット、マカロニ、ブラック、トライアングル、草花、レッド、ネイビー（約Ｗ50×Ｈ38cm ※バッグ使用時、中に入れるものによりサイズは変化します）各¥2,480（マーナ）
「エコバッグは持っているけれど、毎日使ううえで100%満足しているわけではない」という意見が実は大多数。そんな皆さんのために、Mart編集部では「もっとココがこうだったら」という要望を叶えてくれるエコバッグを見つけてきました。それが「シュパット」。
持ち歩くことが予想されるうえでネックになるのが「たたみやすい」かどうかですが、シュパットは、たたみやすさに特化したエコバッグ専門ブランドで、主婦の行動をサポートする機能が満載。今回の調査により、Mart編集部的ナンバーワンエコバッグに「シュパット」を認定しました。
「シュパット」エコバッグの詳細はこちらの記事をご紹介しています。
いよいよレジ袋が有料化！今買い足すべきエコバッグとは？
Mart Webでは、今後もスーパーや雑貨店の新作や、男性にも合うエコバッグをご紹介していくので、ぜひチェックしてくださいね。
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撮影／草間智博（TENT） 取材・文／森岡陽子 構成／タカノマイ（Mart編集部）
Mart2019年10月号
肩掛けはできる？電車でもはずかしくない？レジ袋有料化時代のナンバーワン「エコバッグ」を探せ！より
