旬なアイテムを取り入れた普段づかいのイヤアクセサリー blue_plumeさん

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いま気になるハンドメイド作家を紹介する「今週のハンドメイド・アーティスト」。第1回はアクセサリー作家・blue_plumeさんをご紹介します。

ピアスが合わない体質になってはじめたイヤリングづくり

blue_plumeさんがアクセサリーを手づくりし始めたのは約4年前。その頃、体質的にピアスが合わなくなり、イヤリングしか着けられなくなってしまったのがきっかけです。
「急にピアスがつけられなくなったので、お店でイヤリングを探したのですが、当時は欲しいデザインを見るとどれもピアスばかり。仕方なく買ったピアスの金具をイヤリング用につくり替えてつけていました。そのうち『好きなイヤリングがなかったらいっそのこと自分でつくっちゃえ!』と思ってパーツを買い、つくってみたのが最初です。もともと手芸や編み物など手を動かすことが好きだったこともあり、それからはアクセづくりにどんどんハマっていきました」

小学生2人のお子さんがいるblue_plumeさん。制作時間は主に平日の日中、ご主人は会社へ、子どもは学校へ行っている間です。
「夜は家事をしたり家族と過ごせる大切な時間なので、オーダーがたくさん入ったとき以外は作業しないようにしています。昼間は家に一人なので制作に集中できるんです」

旬なアイテムを取り入れ レジンパーツは手づくり

デザインでこだわっているのは、流行りや旬なアイテムを取り入れながらも“普段づかいできるアクサセリー”にすることです。
「ビーズやパール、ボタンを使って品良くまとめるようにしています。レジンでオリジナルパーツを手づくりすることも多いですね。ドライフラワーやシェルパウダーを加工して透明感のあるパーツにしたり、べっこう柄もあめ色の深みを出したくて自分でつくるなどしています。パーツはモノトーンを中心に落ち着いた色を使うことで、チェックやレオパードのボタンのように柄が入った素材も、大人の女性でも取り入れやすくしています」

購入層は10代から60代まで幅広く、オーダーが入るエリアも全国から。
「買ってくださる方の年齢層はバラバラですが、流行りのデザイン系は20~40代のママさんに、色のトーンが落ち着いたビーズやパール系はもっと上の年齢の方に人気があります。イベントに来て頂いたお母さん世代が、中高生の子ども用に……と買っていただけて、驚くこともあります」

つくったアクセは、それを身につけた瞬間からキラキラ輝けるように、という気持ちで一つ一つ心を込めてつくってると語るblue_plumeさん。
「大量生産はできないので、同じデザインのものはめったにありません。今後もどんなアイテムを取り入れるか研究しながらつくり続けていきたいです」

【blue_plumeさんの作品が買えるお店】

ハンドメイド雑貨店『Bond+handmade』https://www.instagram.com/bond_handmade

Instagram @blue_plume https://www.instagram.com/blue_plume

取材・文/富田夏子

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