最近耳にする「アップサイクル」という言葉、ご存じですか?本来であればそのまま捨てるはずの廃棄物に、デザインやアイデアなどの付加価値を持たせることで、アップグレードした新しい商品を生み出すことを指します。
今回Mart編集部は、シンプルで使いやすかったり、カラフルな見た目が目を引く「あえて使いたくなる!」アップサイクル品をピックアップ。さっそくご紹介します。
パタゴニア グッピーフレンド・ウォッシング・バッグ
化繊の衣類を守りつつ、洗濯によって抜け落ちてしまうマイクロファイバーの川や海への流出を削減するランドリ―ネット。バッグに残ったマイクロファイバーを処分するだけなので、無理なくサステナ活動が続けられます。
無印良品 ポリプロピレンファイルボックススタンダードタイプ
再生ポリプロピレンを使用したファイルボックス。再生品は色が統一できないため、ダークグレーで仕上げることで、今までの無印良品にないスタイリッシュなカラーだと話題に。
(左)約W10×D32×H24㎝ ¥590( 右)約W15×D32×H24㎝ ¥790
Rotch(ロッチ) アロマキャンドル
冠婚葬祭で余ったろうそくをアップサイクルしたアロマキャンドル。火を使わず、マッチのように箱の側面で擦って着火できるデザイン。
KNT365 ニットバッグ
ペットボトルをリサイクルした再生糸で編み上げられたバッグは、かわいさも実用性も◎。サイズや絵柄などバリエーションも豊富に揃います。
「これ、いいな♪」と思って買ったものがアップサイクル商品だった、ということはこれからどんどん増えていくのかも。2024年は、アップサイクル商品を通して環境のことを学びなおす年になりそう!
撮影/穂苅麻衣 取材・文/森岡陽子 編集/橋本嘉美
2023年Mart冬号『今年も全力予想 主婦のニーズがギュッと詰まった! 2024年「流行りモノ」先取りアワード』より