火のそばには常にたっぷりの水を用意しておきたいもの。実はバケツは、焚き火をする際に重要なアイテムなんです。ファミリーキャンプは荷物が増えがちなので、バケツも意外とかさばります。そこで今回は、たためてコンパクトになるバケツをご紹介します。
焚き火バケツは収納性とカラーリングでセレクト
実際にキャンプをすると、ここにバケツがあったらいいなと思うことがちょくちょくあって、都度探しているうちに、上の写真の3つになりました。それぞれ素材やサイズが異なりますが、共通するのはまずコンパクトにたためること。クルマに積んで持ち運ぶため、サイズは大事です。またサイトに浮かないベーシックなベージュやカーキのカラーリングも大切。生活感のあるブルーやピンクのバケツですと、キャンプ気分が台無し! たくさん探しました。
いずれも、使わないときはコンパクトに
バンドックのバケツは焚き火のそばで使っています
どれをどのように使っているか、一例としてわたしのキャンプでどのように使っているかご紹介しますね。焚き火台の傍にはバンドックのバケツを置いています。容量が10Lあるので、たっぷり水が入り、安定感があります。火に溶けると思うので、近づけすぎないように気を付けています。
シアトルスポーツのポケットボウル4.5Lは食器を洗うときにも便利
シアトルスポーツのポケットボウルは、コンパクトに丸めて持ち運びできる210デニールのウレタンコーティングリップストップナイロンを使ったボウルです。くるくるとまとめて持ち運べるから、キャンプだけじゃなくて登山などにも持っていけるほど小さいのが魅力。わたしはよく使い終わった食器を洗うシンクの代わりに使っています。これに食器を入れて洗い場まで運べるのが便利です。
霜山の折りたたみ式バケツは水受けに使うことも
霜山のバケツはベーシックカラーでサイトになじみます。水が入っていないときにかさばらないので、ウォータータンクの水受けに使っています。焚き火タイムになったら水を満水にして、焚き火の傍らに用心で置いておきます(溶けないように近づけすぎないように気を付けています)。
冬の焚き火シーズンを、コンパクトになるバケツとともに楽しんで
これからの季節のキャンプは、焚き火が必須になりますね。炎で料理したり、炎をいじったりしていると、じんわり温かくなって癒されるはず。その傍らには必ずバケツに入った水が置かれます。今回ご紹介したコンパクトになるバケツは焚き火にぴったりです。焚き火以外にもキャンプシーンでの使い道がさまざまあるのもうれしいです。そしてバケツですから、もちろん家でも便利に使えますよ!
【詳しくはこちら】
バンドック/カワセ 0256-33-0532
http://kawase-net.jp/
シアトルスポーツ/エイ アンド エフ 03-3209-7575
https://aandf.co.jp/brands/seattle_sports
霜山 03-6550-9985
http://www.shimoyamacorp.co.jp/
撮影/山下忠之 取材・文/湊谷明子