「#martズパゲッティ」キャンペーンより、福島県いわき市の澁川弥生さん(38歳)がつくったルームシューズを紹介します。
以前からズパゲッティの存在は知っていたのですが、田舎暮らしなのでなかなか実物を見ることが出来ずにいました。そのうち、近所の友達が『手に入れた!』とのことで、やっとご対面となりました。それまでは毛糸や麻紐での編み物の経験しかなかったので、『こんなに太い糸でホントに編めるの?』というのが第一印象でした。
実際に編んでみると、毛糸で編むときとは違う力加減で編むので、『編み物が得意です!』は撤回だなとへこんでいました(笑)。慣れてくるとコツがつかめてスイスイ編めるようになり、気づいたらかなりズパ編みにハマっていました! いちばんの魅力は、糸が太いのでできあがりが早いところです。
今年の5月に編み始め、半年が経ちました。
はじめのうちはバッグやポーチなどをつくっていましたが、専業主婦の性なのか?生活に密着した冬用のルームシューズをつくろう!と思って編みました。
底の部分はガチガチに固くしたかったので、普段使っているかぎ針よりワンサイズ小さいものでメリヤス編みをしました。
主婦友には、評判が良いです!やっぱり、寒い朝のキッチンに立つには必需品です!
現在住んでいる福島県いわき市では、以前はどこの手芸店にもズパゲッティがなくネットでの購入ばかりでしたが、ここ最近は少しずつ商品がそろってきているようです。
今までは、バッグや雑貨を何色にしようかと考えるのが優先でしたが、今後はつくるものの形や用途によって、糸の太さや重さ、伸び率などそれぞれの特性をもっと生かしていこうと思っています。
取材・文/富田夏子