リビングにあると便利な収納アイテムも「段ボールDIY」でできちゃいます! 実際に三木さん宅で活用されているアイテムの作り方もご紹介。どれも基本の作業だけで作れるから驚きです。
三木さんが実際に 自宅で活用している 段ボール雑貨が自然です
三木家のリビング棚には、段ボールでつくられたアイテムがたくさん!どれも「あったらいいな」を実現させた優れものばかりなんです。
インテリア性抜群な段ボールクロック
置き時計のような、インテリアの要素が強いものがひとつあると、段ボール雑貨と周りがしっくりなじみます。我が家の木製ラックとも相性がよく、お気に入りのひとつです。
【材料】
針とモーター部分のセット「手作り時計キット 3.0㎜以下用」¥110(Seria)を使用。時間表示はスタッズを使って。
【つくり方】
1.定規を使って立方体の展開図を描き、切ります。ちょうどよいサイズの段ボール箱があればそのまま使ってもOK。
2.組み立てて4カ所に穴を。穴開け用の工具がなければ、画鋲でもかまいません。大きく開けすぎないようにご注意を。
3.スタッズをはめ込みます。今回使ったのは裏側に出た部分を折り曲げて留めるタイプでした。シールでも代用可。
棚にぴったり収まる引き出しトレイ
棚に入れる引き出しは、既製品で探すとなかなかぴったりのものが見つからないもの。まさに段ボールDIYの得意分野! 理想の高さ、奥行き、幅でつくれますよ。
【材料】
DAISOのはぎれ(50×100㎝/プリント、迷彩)¥220は、カモフラ柄が段ボールの風合いにマッチ。ナンバーシールでデコ。
【つくり方】
1.段ボールを二重に重ね、両端をこのように折り曲げたもので仕切りをつくります。接着すれば固定、しなければ可動式に。
2.ボックスに仕切りを組み合わせたら、端を処理した迷彩柄の端切れでカバー。全面段ボールよりもインテリア性アップ。
\サイズを小さくしたい場合は/
1.棚の奥行きや幅より、段ボールが大きい場合も多々あります。どのくらいはみ出るのか実際に当てて確認します。
2.段ボールを一度開き、棚の大きさに合わせて、展開図を描き直して切り、組み立てるとジャストサイズに。
書類収納ボックスはぴったり段ボールで頑丈に
書類を立てて入れるボックスは、ある程度の強度が必要。ですから、あまり加工せずにそのままの形を生かしましょう。
薄マチダンボールが届いたら!
ちょうどよい段ボール箱が手に入ったら、ぜひトライ!
【つくり方】
1.箱の状態で側面に切り取り線をつけます。手前からは中が見えないようにし、奥から取りやすいように低く設計しました。
2.箱が開閉できるままだと崩れてしまうので、接着剤をつけてしっかり接着させます。半日ほど置いて完全に乾かしましょう。
3.乾いたら背面にデコレーション。中身が見えないので何か目印をつけておくと便利です。シールでもかわいくなりますね。
Mart2021年5月号 捨てる前に!「段ボールDIY」でお部屋が大変身♪ より
※掲載商品は取材時点のものであり、現在お取り扱いしていない場合があります。
※表示の価格は税込です。
撮影/中林 香 クラフト製作/三木芽久美 取材・文/新里陽子 編集/小橋健太郎 WEB構成/上原奈緒