Mart世代のファミリーにとって、「冷凍」は暮らしに欠かせないものですよね。残り物の保存はもちろん、下味冷凍したお肉や冷凍餃子など、あと一品が欲しい時にも。また、コストコで買ったものも冷凍保存する人が多いと思います。
そんなニーズに対して、家庭の一般的な冷凍冷蔵庫の冷凍室はいかにも容量不足…。我が家でも、常に冷凍室はパンク気味でしたが、かといってキッチンはもちろん、リビングにも冷凍庫を置くスペースはあるはずがなく、半ば諦めていたところ、昨年アイリスオーヤマから発売された「奥行スリム冷凍庫 66L」の存在を知りました。
身をもって「セカンド冷凍庫」のある暮らしにトライ!
そこで、どこに置けるのか、どれぐらい便利なのかを自ら体験すべく、1ヶ月間実際に試してみることにしました!
狭い我が家、どこなら無理なく置ける?
いわゆる狭小住宅の我が家。冷凍庫が届いてから考えればいいや、と気楽に考えていましたが、家具のすき間にはなかなかハマらず、たどり着いたのがココ。
右側が下り階段。つまり帰宅して階段を上がってすぐのところです。つくり付けの収納との間が狭くなって、通りにくくなるかな?と思ったのですが、さすがは“奥行スリム”だけあって、無理なく置くことができました。左奥がキッチンなので、リビングでありながらキッチンからのアクセスもいい場所で、我ながら妙案でした。
しかも本体カラーはマットブラック(他にホワイトもあり)なので、インテリア映えも抜群!
開けてみると、思ったよりも大容量
こちらの冷凍庫の容量は66L。当たり前ですが一般的な冷蔵庫と比べると数字が小さいこともあり、そこまでのスペースを期待していなかったのですが、開けてみると驚くほどのサイズ感でした。
試しに3段目に入れてみたのは、3kgのロックアイス。
4段目は奥行きがあまりないのですが、冷凍ご飯をこのように並べることができました。
容量十分だから、コストコへ行く日もノンストレス!
気をよくして、さっそくコストコへ。今までは、冷凍庫の空き具合を見てから出かけるのが必須で、大袋の冷凍食品にチャレンジしたこともありませんでしたが、今回は大胆にもいろいろな商品を買ってしまいました!
パンオショコラと、新作のギリシャヨーグルトブレッド。普段なら絶対に2種類は買いません。
冷凍食品にもチャレンジ。こちらは息子のおやつにも良さそうな、60個入りのたこ焼き。
「コストコといえば」の3大アイテム、「さくらどりもも」「アトランティックサーモンフィレ」「プルコギビーフ」。こんなに買って、いったいどうするの?と自分にツッコミ。
パン2つは3段目にラクラク保存
パンオショコラは1つずつラップして保存袋に。
しっとり美味しいギリシャヨーグルトブレッドは、スライスしてラップをし、同じく保存袋に。
ご覧のように、まだスペースに余裕が♪
サーモンとプルコギビーフは1食分ごとに分けて
プルコギはそのままラップ、サーモンは以前Martで紹介した「マリネ冷凍」に。
2段目の左側は奥行きがあるので、そこに2つを重ねました。右側に、氷枕用の保冷剤を2つ入れた状態での、余裕の収納力!(さくらどりは、スカスカになった元々の冷凍庫にしまいました)
Martのお取り寄せパン「週末ベーカリー」も冷凍ストックに!
福岡の名店「パンストック」さんのWINTER WEEKENDアソートを注文。
コストコのパンがまだ残った3段目にもラクラク収まりました。
“行方不明”を防ぐ前開き&クリアーケースに感動
この冷凍庫を何気なく使っていて感じたのが、「何がどこにあるかわかりやすい」こと。冷蔵庫の冷凍室は、だいたい下から詰めていくようなパターンになりがちで、底の方にあるものを忘れてしまうこともしばしば。
前開きで、ケースが完全にクリアーだから、正面からもざっくりと中身がわかるし、ケースを引き出せば奥にあるものもよく見える、そのことがさりげなく使い勝手をアップさせてくれているのだと気づきました。
耐荷重25kgの天板は、ディスプレイスペースにも!
本来の使い方からは離れますが、こちらの冷凍庫は天板の耐荷重が25kg。大抵のオーブンレンジが置けることになります。が、せっかくリビングに置くのだから、こんな感じでディスプレイに使うのもアリかも?より生活感を消したい人にはおすすめです。
【結論】もう手放せないから今度買います(笑)
1ヶ月トライアルをしてみた結果、すでに我が家には欠かせないレギュラーメンバーになっていました(笑)が、そろそろ中身を食べ切って、返却する時期。この冷凍庫を置くメリットをまとめてみたいと思います。
1.買い物の際にスペースを気にしなくていい
とはいえ買い過ぎに注意、ではありますが、奥行スリム冷凍庫ともともと自宅にある冷凍庫も含めれば100Lほどのスペースになるため、ちょっとやそっとの買い物ではビクともしません。
2.冷凍品の仕分けがラクになる
奥行スリム冷凍庫の4段に加え、もともとの冷凍室の上段、下段と、ざっくり6つに分けられるのは大きなメリット!棚ごとにラベリングしておくのもいいかもしれません。
3.食品が行方不明になりにくくなる
文中でも触れましたが、見えやすいのはとてつもなく大きなメリット。いちいち探す必要がないので、家事時間の短縮にもつながります。
4.時間がない夕食どきの「保険」を用意できる
家事時間の短縮、にもつながるのですが、下味冷凍した肉、魚や冷凍餃子、冷凍たこ焼きなど、仕事や送り迎えで忙しくて買い物にも行けない、という時にも「あ、今日はあれでいいか」と思える候補が複数常備できるのは、精神衛生上素晴らしい効果を生んでくれます。
5.「冷凍食品」を楽しむ余地もできる!
冷凍スペースが豊富になることで、冷凍うどんやご飯など日々のマストアイテムだけでなく、お取り寄せパンやふるさと納税のお肉など、食生活を楽しむ余地が広がったのも、意外な効果と言えるかもしれません。
以上、タイトルにもある通り、恐ろしいほど頼りになる「セカンド冷凍庫」。リビングに置いても、意外に溶け込んでくれるので、ぜひ導入を検討してみてください!皆さんの背中を、両手で力強く押したい気分です。
「奥行スリム冷凍庫 66L」(型番IUSN-7A-W)
●60,280円(税込)※編集部調べ
●サイズ:幅約55.2×奥行約39×高さ約80cm
●製品質量:約28kg
●電源コード長さ:約2.3m
●ドア開閉方向:右開き
●トップテーブル:耐熱温度:約80℃/耐荷重:約25kg
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撮影・文/小松伸司