今日から使いたい!Martが注目した「SDGsがもっと身近になる」サステナブルアイテム5選

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7月6日~8日まで、東京・ビックサイトで開かれた「第2回 国際 サステナブルグッズ EXPO 夏」。サステナブルをテーマにした注目商品や新商品が紹介された展示会では、「サステナブルな商品を使うべき」から、「サステナブルな商品だからこそ使いたい」と、多くの人が積極的に意識しているのが感じ取れました。展示会で見つけた「これはぜひ使いたい!」と感じた商品をクローズアップします。

【その1】まるで花束みたい! フラワーモチーフのペーパ―加湿器

まず目に飛び込んできたのは、ずらりと並んだフラワー型のペーパーアイテム。「紙に置き換えてみませんか?」を掲げたTAISEI株式会社の商品で、紙製の加湿アイテムです。持ち運びしやすい、水を吸水して蒸発させる自然気化式の加湿器として使え、電源が不要なのでエネルギー消費削減にもつながります。

この新素材の「タイセイモイスチャーペーパー」を使うと約10倍の加湿効果あるのだとか。加湿効果もしっかり期待できるのは嬉しい! 私が何より心ときめいたのは、この花束モチーフです。たくさん並べれば、まるでお花畑みたいなビジュアルになり、心躍ります。水にアロマをたらせば、室内で香りも楽しめるとか。プレゼントにもよさそうですね。

【その2】コーヒーかすも工業製品の素材になる! 身近な有効資源を考えるきっかけに

続いてはこちら。コーヒーマグやミル、クリップなどの素材に、なんとコーヒーカスが使用されています。「プラスチック使用料の削減」「食品廃棄物の削減」と、ともに実現させているアップサイクル商品です。

sustainable + coffeeで「SUS coffee(サスコーヒー)」と名付けたこのシリーズ。廃棄されるはずだったコーヒーかすから 、またコーヒーアイテムが生れるだなんて!  マットなブラウンは、まさにコーヒーカスの色。コーヒーをさらに美味しく淹れられそうですね。我が家でも今朝、コーヒーを抽出した後のカスはごみとして出ましたが、あれらもこうして工業商品の素材になるのかと、身近なところに考えなくてはならない問題があることに改めて気づきます。家庭からごみを出さない。このアクションがサステナブルな社会にとにかく大きく貢献しますね。

【その3】和歌山発! まるで陶器に見える、リサイクル率80%超の「本気のリサイクル食器」

写真ではわかりにくいかもしれないのですが、一見するとまで陶器のようなやさしい艶やかさ。素敵な色に惹かれブースで商品を触らせてもらうと、なんと、とても軽くてびっくりなプラ製食器でした。軽いのでお子さんのいる家庭でも安心、また、ご高齢の方にも使いやすそうですよ。

 REBIRTHと名付けらたこのシリーズは、和歌山県の大洋化学株式会社が手掛けているもの。同社はペットボトルのリサイクル方法を20年以上研究しつづけ、REBIRTHはなんとリサイクル率80%以上と最高水準を誇るサステナブルなテーブルウェアなのです。和歌山県内の地元の小中学校や地域の回収箱を設置し、年間30トンものペットボトルを回収しているそう。そしてその回収されたペットボトルがこの商品に。そのため、子供たちも「自分たちが集めたペットボトルがこの商品になったんだ」としっかり認識しているのだとか。給食用の食器にこの食器を使っている学校もあるそうで、こうした地域循環した商品つくりは、とても素敵なだな思いました。

【その4】こんにゃく農家さんが考えた! こんにゃくでできたキュートなグミ

群馬県昭和村で代々こんにゃく芋農家を営んでいる「石井メイドオリジナル」が、発表した新商品がこちら。「YUM PICK」と名付けれた、こんにゃくが主体のグミお菓子。シンプルな素材でつくられ、食べやすいようりんご果汁で味付けされています。国内の生産者を応援できるキュートなお菓子、キャラクターが書かれたパッケージは見ているだけでも楽しい!

【その5】こんなに便利&手入れもしやすい!洗えるエコストロー

ストローで飲むのが好きで、すでにいくつかのエコストローを持っています。ステンレス製、ガラス製、と素材はいろいろですが、これはいい!と一目みて気に入ったのがこちら「シリコンストロー ステナイ」。やわらかいシリコン製なので、こうしてペットボトルの中にも納められるのは、ほかの素材のエコストローではできなかったこと。

そして、特殊な加工でこの通り、開いて中を洗うことができます。従来のエコストローは中を洗うには、専用のブラシが必要でした。ずぼらの私にはちょっと面倒でしたが、これなら簡単に洗えてよいですね。もちろんストローとして使う時は、しっかり閉じて水分が外にでることはなし。耐熱220度で食洗器も使えます。

サステナブルなアイテム、ますます進化して目が離せませんね。これからもいろいろとチェックしたいと思います!

 

取材・文/新里陽子

 

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