昨年よりご主人が100%在宅ワークになり、おうちごはんを楽しむため今まで以上に調味料や食材を取り寄せているというMart読者の鈴木さん。これまでも『これHIT通信』で秋田の稲庭中華そばや宮崎の牛乳甘酒など全国の美味しいものを紹介してくれた鈴木さんが、いまハマッているのがマスタードです。
お肉に合うのは当たり前!アレンジ幅が広い極上マスタード
「マスタードといえばソーセージや肉料理に使うイメージで、以前は何も気にせずよく売られているマスタードを買っていました。でも、この2つのマスタードは食べたときに衝撃を受けて……大げさじゃなくマスタードの概念が変わったくらいの美味しさ。以来、我が家の食卓に欠かせなくなり、お取り寄せして楽しんでいます」
【1】食のプロが開発 世界に認められた「ゴールデンマスタード」
まず紹介したいのが「ゴールデンマスタード」。ソムリエ、フレンチシェフ、和食料理人が共同開発したマスタードです。カナダの最高品種「イエローマスタードシード」を使用し、国産の米酢、みりん、白しょうゆなどで1カ月発酵させたこだわりの品。2018年「調味料選手権」優勝、2019年ベルギー「国際味覚審査機構」で2つ星と、世界でも評価の高い本格派なんです。
「実は近所のカフェで見つけたのですが、そのお店の卵料理がめちゃくちゃ美味しくて味つけを聞いたらこのマスタードを使っていると。少し高価なため悩んだ末に思い切って買ったら家族みんな大絶賛。すっかりお気に入りになりました。食べると粒がプチプチいうほど粒感がすごいマスタードです」
ゴールデンマスタード ゴールド(140g)¥1,512(税込み)/ゴールデンマスタード
【おすすめアレンジ①】卵かけごはん
鈴木さんイチオシは、卵かけごはんにゴールデンマスタードをかける食べ方。
「しょうゆのコクやみりんなどの甘みが感じられ、これをかけるだけで味つけはOK。辛みはマイルドで食感が新鮮! 小学生の息子も大好きな卵かけごはんです」
【おすすめアレンジ②】納豆アボカド
こちらは、納豆に角切りにしたアボカドを加え、ゴールデンマスタードを混ぜ込んだ一皿。「納豆とは発酵食品同士で相性がいいし、やはりしょうゆを使っているせいか、和食にすごく合うんです。おかずにもおつまみにもなり、手軽で栄養も取れるのでおすすめ。他にも白身魚のお刺身にかければおしゃれなカルパッチョになりますし、生の食材にかけるだけで素材の味を引き立ててくれるのがすごいです」
【2】シンプルな素材でなめらか仕上げ 新潟発「和からしマスタード」
次に紹介するのが、新潟・南魚沼鈴木農場がつくる「和からしマスタード」。通常は練りからしの原料になっているからし菜の種を、農薬を使用せず栽培してマスタードに使用することで、通常より辛みが強い爽やかな味に。種本来の味を楽しめるよう、酢、塩、砂糖だけを加えたシンプルな無添加マスタードに仕上がっています。
「この和からしマスタードは以前に旅行先の新潟で試食販売していたのを味見して、シンプルな辛みが他のマスタードと全然違うと感じて買って帰りました。食べた後にあまり粒感が残らず、なめらかなので料理にも合わせやすいです」
和からしマスタード(100g)¥800(税別)、smoke和からしマスタード(100g )¥900(税別)
【おすすめアレンジ①】卵サンドイッチ
鈴木さんが「一時ハマってつくり続けた」という、和からしマスタード入り卵サンドイッチ。
「フォークでつぶしたゆで卵にマヨネーズと和からしマスタードをあえるだけ。つぶしたゆで卵の食感は邪魔せず、辛みをしっかり感じることができます。具材にしっかり味がついているので、食パンはサンドイッチ用の薄いものより、6枚切りくらいが食べ応えあっておすすめ。ランチにこればかりつくっていたらすぐに一瓶なくなり、慌ててお取り寄せしました(笑)」
【おすすめアレンジ②】温野菜ディップ
シンプルに、温野菜やポトフなどの野菜料理にも合います。
「和からしマスタードの辛みが野菜の甘みを引き立ててくれて、少量つけるだけで普段の料理がワンランクアップします」
どちらも、一度味わってみたくなる主役級のマスタード。おうちごはんのレパートリーを増やすためにも試してみてはいかがですか?
【お問い合わせ先】
ゴールデンマスタード https://goldenmustard.com/
南魚沼鈴木農場 https://www.minamiuonuma-suzukinojyo.com/
撮影/山下忠之 取材・文/富田夏子
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