今年は、家族でワイワイ過ごす時間が思いのほか増えた方も多いと聞きます。そんなとき、ちょっと外食に行った気分で楽しめるレシピを教えていただきました。ホットプレートでぜひ試してみてください!
きじまりゅうたさん
料理家一家の三代目。楽しくわかりやすいトークとオリジナリティある料理に定評あり! 雑誌やテレビ、ウェブなどで活躍中。お店のガッツリランチも大好き。
「お店みたいなごはん」とは?
定食屋、ラーメン屋、喫茶店など、旦那さんが日頃よく食べている「あの味」を、きじまりゅうたさんが徹底分析! 簡単につくれて家族受けがいい味を伝授!
今月の「お店っぽい!」ポイント:
ヘラでこそげとってアツアツを食べる!
お店みたいな「餅明太もんじゃ焼き」のレシピ
【材料(2 人分)】
- 明太子…1本(1/2腹)
- ピザ用チーズ…30g
- 揚げ玉…30g
- 青のり粉…小さじ1
- 切り餅…1枚
- キャベツ…50g
- 中濃ソース(あればお好みソース)…大さじ2
- サラダ油…適量
- A[小麦粉…20g、水…250㎖]
\全体のポイント/
生地にあらかじめソースを混ぜておく!
【つくり方】
1. 生地の下準備
ボウルにAを入れて混ぜ、冷蔵庫で30分以上おいてなじませる。
生地にソースを加えて調味する。ホットプレート全体に油をうすくひいて200~220℃に予熱する。餅は1㎝角に切る。キャベツは5㎜幅の細切りにする。丼に生地をいれ、キャベツ、餅、揚げ玉、チーズ、青のり粉、明太子をのせる。
\生地のポイント/
小麦粉と水が馴染むよう、冷蔵庫で休ませる。家庭でつくる場合は、生地にソースをあらかじめ混ぜておくとラク。また、塩分の強い具材を入れる場合は、ソースの塩気は控え目にしましょう。
2. ホットプレートの上で混ぜる
ホットプレートの上で、1.の丼を混ぜる。しっかり混ざったら、汁を丼に残して、具材だけホットプレートに入れる。
3. 焼いていく
1.【先に具材を炒める】餅と野菜をしんなりさせ、「土手」をつくりやすくする。
2.【ドーナツ状に広げて土手をつくる】具材が小さくなり、少し火が通ってきたら、中央に15㎝程度の空き地を作ってドーナツ状に具を広げる。具に隙間ができないように土手をつくる。空いたところに、再度混ぜた生地を注ぎ入れてそのまま焼く。※生地を煮詰めるイメージで。具に隙間があると、土手が決壊してしまうので注意。
3.【生地を煮詰める】生地にとろみがついてグツグツ煮立ってきたら、具と生地を混ぜ、全体に広げる。
4.【全体に広げる】全体に均等に広げ、底面が焼けてきたら、もんじゃ焼き用の小さいヘラを使って、焦げた生地をこそげながら食べる。
※金属ヘラでこすると、ホットプレートの鉄板に傷がつくので、やさしく扱いましょう。
☆【月曜夜】Mart×きじまりゅうたさん
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調理/きじまりゅうた 撮影/北川鉄雄 スタイリング/鮓本美保子 構成/Mart編集部
2020年12月号
週末の料理で褒められたいお父さんへ
きじまりゅうたのパパのごはんは「まるでお店みたい」
Vol.32「餅明太もんじゃ焼き」 より