今回は、赤い水玉模様がかわいいスイーツをアフタヌーンティー・ティールームに教わります。一見パンケーキに見えますが、実はシュークリームの生地を使っているのでふわふわ。プチサイズに仕上げておやつ時間にいかがですか?
シュー生地でつくる「赤い水玉パンケーキ」
甘さ控えめの軽い食感のシュー生地に、甘酸っぱいレッドカラントを加えて見た目にも味にもアクセントをプラス。お好みのジャムやカスタード、フルーツとどうぞ。
シュー生地をまるでパンケーキのようにアレンジしました
\室温に戻したバターを使うこと!/
材料(直径6㎝ ×9枚分)
シューパンケーキ生地
薄力粉 ………………………… 40g
卵 ………………………………2個
レッドカラント(冷凍でも可)
‥…………………20粒(約10g )
A
無塩バター …40g(室温に戻す)
水 ‥…………………………30cc
牛乳 …………………………30cc
グラニュー糖 ‥………………6g
塩 ‥…………………ひとつまみ
レモン果汁 …………………2cc
トッピング
カスタードクリーム……お好みで
B
ストロベリージャム …大さじ2
メープルシロップ ‥…大さじ1
つくり方
1.〈シューパンケーキ生地をつくる〉室温に戻したバターは、2㎝ほどのダイスカットにしておく。
2.鍋にAを入れ、中火にかける。沸騰してバターが溶けたら、薄力粉を加える。ゴムべらで手早く混ぜ、ひとまとまりになったら火を止める。
3.2が温かいうちにフードプロセッサーに移し、溶いた卵を3回に分けて加えながら混ぜる。持ち上げて、生地がゆっくり落ちるくらいの固さになったら生地の完成。
4.人肌程度の3を絞り袋に入れ、9等分になるよう天板に絞り出す。その後、サラダ油(分量外)を塗ったスプーンの背で直径6cmほどの大きさまで広げる。
5.4にレッドカラントを軽く埋め込む。200℃のオーブンで15~20分ほど焼く。
6.5をお皿に盛り、Bを混ぜ合わせたストロベリーメープルとカスタードクリームを添える。
【アドバイス】
「フードプロセッサーでシュー生地づくりが簡単にできるんです。シュー生地のコツは水が煮立つと同時にバターも溶けるようにすること。室温に戻していないバターを使うとバターを溶かすために水を煮続けてしまい、水分が飛びすぎてしまうんです。」
1 水の沸騰と同時にバターが溶けるよう、室温に戻したバターを使います。
2 フツフツと泡が出てきたら、一気に薄力粉を加えて混ぜます。
3 鍋底に薄い膜ができ始めたら、薄力粉に火が通ったサイン。
4 フードプロセッサーに生地を移して卵を加え、三角に落ちる固さに仕上げます。
5 温かいうちに生地を絞り、サラダ油を塗ったスプーンの背で平らにします。
6 レッドカラントを生地の上にのせ、軽く指で押さえオーブンで焼きます。
【今月のおすすめドリンク】
ブラッドオレンジビネガーに、甘いオレンジの香りと、さわやかなアールグレイの香りを楽しめるビネガーです。ビネガー1:炭酸水4 でソーダ割りにしたり、お好みのフルーツやハーブを加えてもおいしくいただけます。オレンジアールグレイフレーバービネガー(200ml)、発売中~8月26日(水)¥1,200(税込)、(アフタヌーンティー・ティールーム)
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この記事は、Mart2013年4月号「人気の店に教えてもらうスイーツ vol .19」をもとに再構成したものです。
撮影/宮川久 取材・文・スタイリング/白石晴子 構成/Mart編集部