魚は大好きだけれど、気がつけばレシピがほとんど和風になってしまい、レパートリーもマンネリになりがち。そのうえ、面倒な骨や下ごしらえなどの処理も加わって、料理することからついつい遠ざかってしまう魚料理。でも、ちょっとしたコツをおさえれば、簡単に美味しく、毎日でも食べたくなる魚料理ができちゃいます。
そこで今回は、ブリを使った肉のようなボリューム感&野菜もたっぷりの大皿料理をご紹介。どうしてもサブおかずになりがちの魚料理も、お肉代わりの感覚で調理すれば、ボリュームのあるメイン級の料理に仕上がりますよ。
「ブリのペッパーステーキ さつまマッシュポテト添え」のレシピ
黒ごま×ブラックペッパーの香ばしい味わいが◎。子どもには黒ごまを多めに、大人にはブラックペッパーだけでも満足のいく美味しさに。マッシュしたさつまいもの甘みとの相性もバツグン!調理時間は20分です。
使う魚はブリの切り身。
【材料(4人分)】
・ブリ…4切れ
・粗びき黒こしょう…小さじ2
・すりごま(黒)…大さじ1と1/2
・さつまいも(皮をむき1cm厚さに切る)…1本分
・生クリーム…大さじ4
・シナモン…小さじ2
・油…大さじ2
・みりん…大さじ1と1/2
・酒…大さじ4
・しょうゆ…大さじ1と1/2
・バター…20g
・クレソン…適量
【つくり方】
① ブリは塩(分量外)をふり、5~6分おく。水分を拭き取り、粗びきこしょう、すりごまを混ぜ合わせて片面につける。さつまいもは耐熱容器に入れ、ラップをして600Wの電子レンジで4~5分加熱し、熱いうちに潰し、生クリーム、シナモンを加え混ぜる。
② フライパンに油をひき、①のブリをこしょうとすりごまをつけた面を下にして3分ほど焼き、裏返す。
③ ②にみりん、酒を加えて香りを出し、しょうゆ、バターを加え、火を止める。
④ 器に③、マッシュポテトを盛り、クレソンを添える。
※電子レンジの加熱時間は機種や素材の大きさにより異なります。追加で加熱する場合は30秒など短時間ずつにしてください。
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撮影/楠 聖子 レシピ・料理・文/八代恵美子(atrio) フードスタイリング/植草花梨(atrio) 構成/タカノマイ(Mart編集部)
Mart2019年11月号
スーパーの切り身でも!メインを張れる!子どもの「食べたい」を引き出す22品「魚料理」魔法のレシピ より