去年の大ブームから、いまなお大人気の食材「サバ缶」。「栄養たっぷり」「体にいい」と聞くけれど、「実際どう使ったらいいの?」と思っている方も多いようです。実は暑い時季こそサバ缶の出番!今回は、料理家のほりえさわこ先生に、暑さによる疲労回復にも効果的な「サバ缶」とじゃがいもを使ったおかずのレシピを教えていただきました。
料理研究家 ほりえさわこ先生
テレビ、雑誌、レシピ本など、幅広く活躍する料理研究家。栄養士の資格も持ち、手軽かつ栄養たっぷりのメニューの提案は、Mart世代のミセスからも人気。104歳から3歳まで9人の家族のための毎日の食事づくりも欠かしません。
食材は食べ合わせが肝心。「サバ水煮+じゃがいも」は?
あっさりした味のじゃがいもは、水煮缶と組み合わせやすい野菜。ビタミンB群、ビタミンC、ミネラル成分が含まれ、むくみや肩こりが和らぐ効果も期待できます。
お弁当にもよし!ご飯が進む「サバポテトのしそ包み焼き」のレシピ
しょうゆとみりんでこっくり味つけしたじゃがいも×サバ水煮。一口サイズで食べやすく、しその風味もアクセント。
RIM プレート 205mm アースグレー ¥1,300(KINTO)
【材料(2人分)】
・サバ水煮缶…1缶
・じゃがいも…2個(200g)
・片栗粉…大さじ3
・青じそ…10枚
・しょうゆ…大さじ1
・みりん…大さじ3
【つくり方】
①じゃがいもは洗って500Wの電子レンジで4分加熱し、皮をむいて潰す。
②①にサバを缶汁ごとと片栗粉を加えてよく混ぜ、10等分する。
③②を青じその上にのせて半分に折りたたみ、油(分量外)をひいたフライパンで両面を焼き、みりんとしょうゆを加えて煮絡める。
【つくるときのポイント】
レンジでやわらかくしたじゃがいもとサバ水煮を混ぜてつくるので、青魚が苦手な方にもおすすめです。
Mart読者が実際に「サバポテトのしそ包み焼き」をつくってみました
子どもでも食べやすいやわらかさに感動
「サバ缶に潰したじゃがいもを混ぜるとふわふわした食感に!そのうえ甘辛い味つけなので、子どもがどんどん食べてくれました」(神奈川県在住 田邊美羽さん)
【こちらの記事もおすすめ】
夕飯にあと1品!サバ缶を使った「きゅうりのサバ炒め」のレシピ
朝が劇的にラクになる!時短お弁当おかず&一品弁当アイデア
パーティの前菜は、人気のサバ缶があれば簡単につくれる
人気のサバ缶 デリ風アレンジベスト3選
グラタン、サンドイッチ、アヒージョも! アレンジ自在なサバ缶『Çava?(サヴァ?)』
撮影/鮫島亜希子 取材・文・スタイリング/新里陽子 構成/タカノマイ(Mart編集部)
Mart2019年9月号
料理家・ほりえさわこ先生に聞く 夏バテ解消は「サバ缶」で!より