冷蔵庫にある食材やレトルト、缶詰など、家に「あるもんで」つくるアルモンデ料理。組み合わせとアイデアで、美味しくて楽しい一品が簡単につくれます。たとえば、フルーツ缶。そのままでも美味しいけれど、家族がそろったらこんな食べ方はいかがですか？
崩しながら食べるのが楽しい♡ 缶詰丸ごとみかんゼリー
粉ゼラチンを混ぜて冷蔵庫で冷やすだけで完成！ 缶から出したら切り分けず、大きいままお皿の上に。スプーンですくっても崩れない、程よい固さのゼリーです。みかん缶のほか、白桃やパイナップルの缶詰でも楽しめます。
【材料】2人分
- みかん缶 1缶（400g）
- 粉ゼラチン 5g
【つくり方】
- みかん缶を開き、シロップ大さじ4をボウルに取り分ける。
- 取り分けたシロップにゼラチンをふり入れてよく混ぜ、電子レンジ（600W）で50秒ほど加熱する。
- 缶に2を加えてよく混ぜ、ラップをかけて冷蔵庫で1時間以上冷やす。
- 固まったら缶の底を缶切りで開き、ゼリーと缶が密着している部分に竹串をぐるっと1周まわしてはがし、器に取り出す。
缶とゼリーの間に空気が入ることで、つるっとゼリーが出てきます。
教えてくれたのは
島本美由紀さん
料理研究家。一般社団法人「食エコ研究所」主宰。食品ロス削減アドバイザー、食品保存＆冷蔵庫収納アドバイザーとしてテレビ、雑誌を中心に活動中。食材を無駄にしないレシピや時短料理のアイデアが大人気！
食材を買い足すことなく、家に「あるもんで」つくるアルモンデ料理。食材を使い切ることで家計の節約や食品ロス削減にもつながります。食材を使い切る習慣を身につけて、さまざまなアレンジを楽しんでみて！
Mart夏号 残り物感ゼロの美味しい発見！ Mart流「アルモンデ料理」はクセになる！より
撮影／中林 香 レシピ考案・調理／島本美由紀 取材・文／丹下紋香 編集／富岡幸子
