プリプリで新鮮そのもののコストコのブリ。脂がたっぷりのっているうえに大振りで、刺身として生で食べるのはもちろん、焼いても美味しく食べられます。ここでは、インスタグラムの料理動画で話題の森シェフに教わった、華やかアレンジレシピ「ブリのカチャトーラ風」を紹介します!
ブリと野菜のうま味を凝縮させた「ブリのカチャトーラ風」
「味の決め手は白ワインビネガー。酸味でさっぱりさせると同時に深みも出て、一気にお店の味に近づきます」と森シェフ。野菜は両面にしっかり焼き色をつけると味が凝縮してうま味がアップ!
【材料(4人分)】
- 赤パプリカ…1/2個
- 玉ねぎ…1/2個
- ミニトマト…8個
- マッシュルーム…4個
- ブリ…320g(80g×4枚)
- 塩 ・こしょう…各少々
- 薄力粉…適量
- オリーブオイル…大さじ1+大さじ1
- にんにく(みじん切り)…1片分
- 白ワインビネガー(または穀物酢)…大さじ2
- 水…60㎖
- ローズマリー…1本
【つくり方】
- 赤パプリカは縦4等分に、玉ねぎは1cm幅のくし形切りにする。
- ミニトマトは半分に、マッシュルームは5mmほどの厚さに切る。
- ブリに塩・こしょうを振って、薄力粉をまぶす。
- フライパンを中火で熱しオリーブオイル(大さじ1)を入れて3を入れ、片面を2分ずつ焼き、両面に焼き色をつけて取り出す。
- 同じフライパンに1を入れて塩を振って焼き、焼き色がついたら取り出す。
- 同じフライパンにオリーブオイル(大さじ1)とにんにくを入れて弱火で炒める。香りが立ったら2を入れて軽く焼き、4と5を戻し入れ、白ワインビネガーを入れて汁気がほとんどなくなるまで炒める。
- 水とローズマリーを入れて5分ほど煮込み、皿に盛る。
このひと手間が美味しさのポイントです!
◆粉をまぶして脂やうまみを閉じ込めます
少し斜めに包丁を入れて1.5cmほどの厚さに切り、下味をつけてから薄力粉をまぶします。このひと手間で焼いたときに脂やうま味が逃げるのを防ぎます。
現在発売中のMart冬号で、他にも、森シェフがコストコで見つけた“お宝”食材でつくってくれた、おうちごはんのレシピを多数紹介しています。おなじみのコストコ食材も森シェフの技でレストラン級に! 素敵なレシピの数々をぜひ試してみてください。
教えてくれたのは?
森シェフ
インスタグラムのフォロワー数47万人超。和食店、イタリアンレストラン、ビストロで働いた経験を生かし、家庭料理をグレードアップするショート動画を配信。最近は、月に1回ほど、家族と一緒にコストコクルーズを楽しんでいるそう。
Instagram⇒@pasta.mori
Mart2022年冬号 森シェフ&中村明花さんの週末ごはんが盛り上がる“お宝”食材 より
撮影/小林愛香 レシピ考案/森シェフ 調理・フードスタイリング/土肥愛子 取材・文/富田夏子 編集/田島えり子