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【行列のできる「角上魚類」】鮮度抜群「鯛のセビーチェ」とホットプレート「パエリア」のレシピ

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 Martist

Martistの料理上手なメンバー(左)滝野香織さん、(中)土肥愛子さん、(右)三木芽久美さんと息子の三木雄仁くん

「角上魚類(かくじょうぎょるい)」とは新潟県寺泊に拠点を置く鮮魚専門店で、関東をはじめ全国に22店舗を展開。6月30日には流山おおたかの森S・C店もオープンしたばかり。今回はフード担当のMartist 3人が角上魚類で一番の売り上げを誇る小平店へ行ってきました。新鮮な魚がまるごとのままズラリと並ぶ店内は活気に満ち溢れ、まさに朝から「行列のできる魚屋さん」です。魚を調理するのが苦手な人でも、つくりたいメニューに合わせてお店の方がさばいてくれるから安心です。

みんなで店内をまわった後、今回は土肥愛子さんのレシピをご紹介します。

店内には珍しい魚介類がたくさん!

店内はまるごとの魚や切り身の他、貝類も豊富! スーパーではあまり見かけないものも多く、土肥愛子さんも興味津々。「おすすめ料理や調理の仕方など分からないことは丁寧に教えてくれるから、初めての魚でもトライしやすいのが嬉しいですね」

イカの黒さは新鮮さの証!

朝水揚げされたばかりの新鮮なイカが到着。「とにかくイカは鮮度が命。店に届くまで時間がかかっていた時代は白いイカばかり見かけたけど、今は新鮮なまま届くからまだ黒いんです」(店長の川崎さん)。なるほど、確かに「角上魚類」のイカは黒い! これが新鮮な証拠なのですね。

下ごしらえや調理の仕方も丁寧に教えてくれる!

ワタの抜き方を始め、下ごしらえの仕方が分からなくても心配ご無用。丁寧に教えてくれます。「家で下ごしらえもしたくない」という人でも大丈夫。例えばイカなら皮を抜いて輪切りにするなど、「あとは調理するだけ」という状態まで仕上げてくれるので大助かり! 「イカは新鮮だから、ワタまで美味しく食べれるよ。身と一緒に焼くと美味しいよ!」と教えてもらいました。

鯛はまるごとを選んでさばいてもらいます

鯛はふっくらしていてツヤのあるものが新鮮。「角上魚類」には大きくて身の引き締まった美味しい鯛がたくさん並んでいて、大きいものは半身売りも。「新鮮な鯛は食感が良いから、今日は鯛のセビーチェをつくる予定!」

一匹まるごと、刺身用にさばいてくれます

鯛はうろこを落として、刺身用にさばいてくれます。今回はそのまま皿に盛りつけられるように薄くスライスまでしてもらいましたが、もちろん柵のままでもOK。細かいニーズに応えてくれるのが「角上魚類」の魅力! 頭も別トレーでつけてくれます。

【土肥愛子さんのお買い物】
今日の戦利品はこちら!

今日は「鯛のセビーチェ」と海老、イカ、ほたてをたっぷり入れた「エスニックパエリア」と、で贅沢な海鮮パーティー! どれも下ごしらえ不要なところまでしてくれているから、自宅での調理がラクラク。

 

オリーブオイルでいただく爽やかな鯛のセビーチェ

薄切りにした鯛の上に、玉ねぎ、トマト、パクチーをたっぷりのせたセビーチェ。野菜は粗みじんに切ることで、食感がアップ。鯛は新鮮だから、身が引き締まってサッパリとした味わいが楽しめます。まだ蒸し暑さが残る今の季節におすすめの、爽やかな一品です。

鯛のセビーチェ

【材料(4人分)】

  • 真鯛(刺身用)………1柵
  • 紫玉ねぎ………1/2個
  • トマト………1個
  • パクチー………1株
  • ライム………1個
  • おろしにんにく………小さじ1
  • 塩………適量
  • 黒こしょう………適量
  • オリーブオイル……… 小さじ2
  • ライム……… 飾り用

【つくり方】

  1. 紫玉ねぎ・トマト・パクチーは粗めのみじん切りにする。ライムは絞って果汁にしておく。
  2. ボウルに1.とおろしにんにくを入れて混ぜ合わせ、塩・黒こしょうで味をととのえる。
  3. 鯛を薄切りにして皿に並べ、その上に2.をのせ、オリーブオイルをかける。

 

旨みたっぷり! 魚介のエスニックパエリア

海老、イカ、ほたての旨みがたっぷり浸み込んだエスニックパエリア。イカはやわらかく、まるごと入った大きなほたてもぷりぷりの食感! ほんのりとクミンの香りがアクセントになって、食欲をそそります。ホットプレートごと食卓にだせるので、簡単だし華やか! 家族の週末ごはんはもちろん、おもてなしにもピッタリ。

魚介のエスニックパエリア

【材料(4人分)】

  • 米………2合
  • ブラックタイガー………4尾
  • するめいか(輪切り)………1杯
  • ホタテ………4個
  • 玉ねぎ……… 1/2個
  • 赤パプリカ……… 1/2個
  • マッシュルーム………4個
  • にんにく………1片
  • 油………適量
  • クミンシード………小さじ1/2
  • ★カットトマト缶………90g
  • ★プレーンヨーグルト………90g
  • ★鶏がらスープの素………小さじ2
  • ★ナンプラー………小さじ2
  • ★ターメリックパウダー………小さじ1/2
  • ★水………270ml
  • ★塩、こしょう………適量
  • レモン………適量
  • パクチー………適量

【つくり方】

  1.  米は洗ってザルに入れ、水気を切っておく。
  2.  玉ねぎとにんにくはみじん切り、赤パプリカは縦1cm幅に切り、マッシュルームは5mm幅の薄切りにする。ブラックタイガー・するめいか・ホタテは洗ってペーパーで水気を拭き、混ぜ合わせた★印の調味料に漬けておく。
  3.  ホットプレートを約250℃(HI)であたため、油とにんにく・クミンシードを加えて炒め、さらに玉ねぎも加えて炒める。玉ねぎに火が通ってきたら1.を加えて炒める
  4.  米が透き通りはじめたら2.の調味液だけを加えて全体を均し、ブラックタイガー・するめいか・ホタテ・赤パプリカ・マッシュルームをのせて蓋をする。湯気が出てきたら約180℃(MED)にして15分待ち、パチパチ音がしてきたら電源をOFFにして10分蒸らし、最後に蓋を開けてカットしたレモンと刻んだパクチーをのせる。

※今回はBRUNOのホットプレート使用。温度は調節レバーの表示「WARM →LOW→MEDHI」。

まずはエスニックパエリアの準備。一番のポイントは、魚介をソースに浸けておくこと。そうすることで、魚介の美味しい出汁がソースに浸み込みます。海老は頭のみそや殻からも美味しい出汁だでるので、頭付きのまま使用。

今回つくるのは「エスニックパエリア」。エスニックな味に仕上げるために、ニンニクを炒めるときにクミンを一緒に入れ、香りをたたせます。

パエリアは炊いてあるごはんを使用することもありますが、今回は生米から。魚介の旨みが浸み込んだソースを、炒めた米に流し入れます。

海老、イカ、ほたてを上からのせて。頭付きの海老が豪華! 濃厚な魚介の香りが広がって、美味しそう!

【角上魚類小平店】
東京都東久留米市柳窪2丁目8-16
電話042-470-1530
営業時間
(平日)10:00~19:00
(土・日・祝日) 9:00~19:00

撮影/志波慎寿介 レシピ考案・フードスタイリング/土肥愛子 取材・文/森本奈穂子

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