健康のために野菜を採る…わかっていてもなかなかうまくできていないのではないでしょうか。まずはその野菜からとれる栄養は何なのか、そしてどう調理すべきかにについて知っておきましょう。
旬の野菜「さつまいも」
【栄養のはなし】
主成分はでんぷんで、ゆっくり加熱することによってでんぷん分解酵素のアミラーゼの働きが活発になり、甘みが増す。コラーゲンの合成や美肌効果・免疫力アップに欠かせないビタミンCや、腸内環境を整えてくれる不溶性食物繊維のセルロースが豊富。皮には抗酸化作用のあるポリフェノール(クロロゲン酸・アントシアニン)やビタミンC・カルシウムが多く含まれ、さらに皮の下にはヤラピンという食物繊維とともにお通じをよくしてくれるさつまいも特有の成分が含まれている。
【さつまいもとりんごの塩バターハニーグリル】
▼美味しいレシピはこちら▼
https://mart-magazine.com/food-recipe/recipe/178584/
旬の野菜「にんじん」
【栄養のおはなし】
にんじんの旬は春と冬の2回で、冬のほうが甘味が強く栄養価も高い。β-カロテンの多さは緑黄色野菜のなかでもトップクラスで、皮膚や粘膜を丈夫にして免疫力を高めたり、抗酸化作用や肌の老化防止にも効果がある。血圧を下げたり体のむくみを解消してくれるカリウムや、骨や歯を丈夫にしてくれるカルシウムなども多く含んでいる。皮のすぐ下に栄養がたっぷりあるので、皮ごと調理するのがベスト。
【にんじんとツナの炊き込みピラフ】
▼美味しいレシピはこちら▼
https://mart-magazine.com/food-recipe/recipe/186658/
この記事はMartのバックナンバーを再構成したものです。
構成/Mart編集部