年末はおせちをつくりたいけれど、手間や時間がかかってしまうと大変ですよね。それなら今年は、全部で8品を3時間で子どもと一緒につくれるおせちをつくってみませんか?今回は田作りのつくり方をご紹介します!
乾煎りは電子レンジでできる!【5】田作り
昔は田んぼの肥料として、ごまめ(カタクチイワシの稚魚)を高級肥料として使っていました。そのごまめを食べることで、「豊年豊作」を祈る意味が込められています。
材料(つくりやすい分量)
- ごまめ……50g
- A[しょうゆ……大さじ2、みりん……大さじ2、砂糖……大さじ2]
- 炒りごま(金)……大さじ2
つくり方
- ごまめを耐熱皿に広げ、ラップをかけずに600Wの電子レンジで1分30秒加熱する。
- フライパンにAを入れて弱火にかけ、煮立って少しとろみがついてきたら①を入れて絡める。
- ②をオーブンシートを敷いたバットに広げ、ごまをふる。
お手伝いポイント
ごまめを電子レンジに
一般的にはフライパンなどで水分がなくなるまでごまめを炒めますが、電子レンジなら手軽に。「分数を指定して、かけてもらってもいいですね」(星野さん)
フライパンで煮絡める
ごまめにたれがしっかり絡むよう、菜箸で混ぜながら煮絡めていきます。「フライパンはママが支えてあげれば、倒れることもなく安心です」(星野さん)
教えてくれた・挑戦してくれたのは
星野奈々子さん 星野瑛斗くん
書籍、雑誌、企業のレシピ開発、フードスタイリングを中心に活動。今回は親子で1日あればつくれるおせち料理レシピを教えてくれました。「子どものお手伝いポイントもぜひ参考にしてみてくださいね」 https://hoshinonanako.com/
撮影/中林 香 取材・文/新里陽子 編集/倉澤真由美 WEB構成/長南真理恵
Mart2022年1月号
年末年始は「簡単おせち」と「ごちそう鍋」 より