つくって食べて楽しいレシピ!堤人美さんの「ベトナム風酒の鶏鍋」

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コロナ禍も2年目となり、より体について気になってきた今日このごろ。ヘルシーに楽しく、美味しく食べることで、家族みんなの免疫力がアップするといいですよね。今回は料理研究家・堤 人美さんにつくるときも見た目も楽しいエンタメ鍋を教えてもらいました。

鶏肉だけをじっくり煮込むことでほろほろに!「ベトナム風酒の鶏鍋」

堤人美さんの「ベトナム風酒の鶏鍋」

鍋はコレ!亀福 8号土鍋 山吹 2000cc(φ29.8 ×H14.5㎝)¥8,800(スタジオ エム)

たれやトッピングで海外気分

鶏もも肉の水炊き鍋は、たれやトッピングでベトナム風に大胆アレンジ。ほろっとした肉の軟らかさに驚くはず。

材料(3~4人分)

  • 鶏もも骨付き肉(600g、4~6等分に切った 鍋用のもの)……2本
  • 塩……小さじ1/4
  • A[甘酒(ストレート)1/2カップ、水……4カップ、酒……1カップ、にんにく……4かけ(30g)、しょうがの薄切り……4枚]
  • しいたけ(石づきを除き2等分)……6枚
  • B[香菜(葉先を摘む)……2株、ピーマン(粗みじん切り)……1個]
  • 卵、しょうゆ、豆板醤……各適量

つくり方

  1. 鶏肉に塩をまぶして10分ほどおく。
  2. 鍋にAの材料を入れ、煮立たせる。あくが出たら除き、弱めの中火で20~30分煮て、しいたけを加えさらに10分煮る。
  3. 器に卵、豆板醤、しょうゆを加え、Bをお好みで加えて食べる。

つくり方のポイント


鶏もも肉は、塩をまぶして保存袋に入れて10分ほど置いておきます。よりしっかり味がついて美味しさがUP。


甘酒が入ることで香りと甘みが引き立ち、お肉を軟らかくする効果も。美味しい日本酒だけで煮るのもおすすめです。

堤さんのエンタメポイント「海外の鍋を自宅で再現!」

【トッピング】鍋に入れない野菜が新感覚!ピーマンの苦みと食感、香菜独特の香りとシャキシャキ感、ピリッとした豆板醤などを組み合わせることで、海外気分が盛り上がります。しょうゆはお好みで。

鶏もも肉は、簡単に骨から外れ、お箸でほぐれる感動の軟らかさ!まろやかな卵にくぐら せて、辛味や薬味をプラスすればいつもと違う味わいに。

【編集部セレクト】無印良品の鍋の素でお手軽海外気分!

フランスのビスクがお手本!

ひとり分からつくれる鍋の素ビスク(4袋)¥350(無印良品 銀座)

エビのうま味にトマトの酸味が効いた濃厚な味わい。

台湾のシェントウジャンがお手本!

ひとり分からつくれる鍋の素 台湾風豆乳スープ(4袋)¥350(無印良品 銀座)

黒酢の酸味とラー油のピリ辛が豆乳スープでまろやかに。

教えてくれたのは

料理研究家 堤 人美さん
雑誌や書籍、テレビなどで 幅広く活躍。身近な材料を使いながら、素材の切り方や盛りつけに工夫があり、センスが光るレシピが多数。

撮影/川上尚見 フードコーディネート/鮓本美保子 取材・文・スタイリング/新里陽子、澁谷真里 編集/菊池由希子 構成/長南真理恵

Mart2021年12月号
見た目・美味しさ・栄養ぜんぶ◎!一汁一菜を超えた「鍋だけごはん」のすすめ より

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