冬の免疫力アップレシピ!ほりえさわこさんの「体ポカポカぎっしりきのこ鍋」

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入れる具材次第で、気になる栄養をちょうどよくとれる「鍋」は究極の時短&バランスごはんです。「いつも元気で疲れ知らずなんです」と語るほりえさわこさんに、体をいたわる美味しいレシピを教わりました。

「話題のタンパク質は無理せず適量!がポイントです」(ほりえさん)

体づくりに欠かせない、タンパク質。手軽にとれる市販のサラダチキンを上手に使って、薬味と調味料をプラスすれば、食卓のメイン料理になります。

「ちょっとくらい栄養が偏っててもゆるっと合格 でいいんです」(ほりえさん)

たくさんの種類の材料を用意して……と考えず、鍋だからこそ材料は少なめでOKという考え方で。旬の食材を意識すれば栄養はおのずととれます。

「家族みんなで準備~片づけまでできるのが鍋ごはんのいいところ」(ほりえさん)

個食の時代。時間差ごはんも多くなり、一人で食事をする場面も。でも鍋なら家族みんなが揃ってのごはんに。準備もつくるのもみんなで! ママもラクしましょう♪

「ほりえ家は便秘知らず!行き着くところは”腸活”です」(ほりえさん)

腸が健康ならば、体全体の健康につながります。その腸内のバランスを保つには、簡単おやつが解決! 子どもから大人まで楽しみな時間に。

体ポカポカ!「ぎっしりきのこ鍋」

ほりえさわこさん考案「体ポカポカぎっしりきのこ鍋」

鍋はコレ!トート 直火土鍋 L ホワイト(W33.7×D27.4× H12.8㎝)¥8,800(丸利玉樹利喜蔵商店)

メイン材料は2品

しいたけ、まいたけ、しめじとたくさんのきのこと、 パワーがみなぎる牛肉を使った鍋は、 食べ盛りの子どもたちにも食べさせたい!

材料(2〜3人分)

  • きのこいろいろ……5~6パック
  • 青ねぎ……1わ
  • ごま油……大さじ1
  • 塩……小さじ1/2
  • 牛切り落とし肉(豚肉でもOK)……200g
  • 焼肉のたれ……大さじ3
  • 顆粒スープの素……小さじ2
  • 水……3カップ
  • しょうゆ、黒こしょう……各少々
  • 切り餅……適量

つくり方

  1. きのこはそれぞれ石づきを取って一口大にし、 土鍋に入れてごま油と塩をまぶす。
  2. 牛肉に焼肉のたれをもみこみ、1の上に2~ 3カ所にまとめておき、食べるときに顆粒スープの素、水を加えて蓋をして火にかける。
  3. 煮立ってきたら肉をほぐし、しょうゆで味を調えて黒こしょうをかけ、ねぎをちらす。
  4. シメは、1/4サイズに切った切り餅をしゃぶしゃぶして。

シメは切り餅!とろける餅にスープが絡みます


きのこに牛肉のうま味がたっぷり入ったスープに、1/4サイズにカットした切り餅を入れて 加熱すると、とろとろに溶けつつスープになじんで、つるっとのど越しよく食べられます。

ほりえさんの栄養のお話【2】

免疫力アップも狙える食物繊維満点のお鍋です

いつもは脇役になりがちな、旬のきのこを主役に。きのこの食物繊維のなかのひとつには、免疫力をアップさせる効果があります。味つけの手間を省き、焼肉のたれを使って簡単に。

栄養ポイント1


きのこは数種類を使ったほうが、香りもよく栄養的にもおすすめなんです。お値段的にも手 に入りやすいので、ぜひ!

栄養ポイント2


焼肉のたれを牛肉にもみこんでから鍋に入れます。一瞬驚くつくり方かもしれませんが、甘辛の味わいがスープになじんで絶品です。

教えてくれたのは


栄養士・料理研究家 ほりえさわこさん
ほりえさわこさん 祖母、母(ひろ子さん)、 娘3代の料理研究家一家。美味しい、簡単、体にいい料理のレパートリーはお手のもの。「旬の野菜もたっぷりいただきましょう」


『100歳まで元気でボケない食事術』
著者:堀江 ひろ子、ほりえさわこ
定価:本体1380円+税
発行:主婦の友社

撮影/北川鉄雄 取材・文・スタイリング/新里陽子、澁谷真里 編集/菊池由希子 構成/長南真理恵

Mart2021年12月号
見た目・美味しさ・栄養ぜんぶ◎!一汁一菜を超えた「鍋だけごはん」のすすめ より

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