暑い季節の定番になりつつある「そうめん弁当」ですが、栄養面やバリエーションの少なさに頭を悩ませている方もいるのではないでしょうか。そこで、スープジャーを活用したそうめん弁当のアレンジ例のほか、そうめん以外の冷たいお弁当レシピも集めました。弁当家の野上優佳子さん直伝のアイデアです!
冷たいスープジャー弁当をおいしくつくるコツ
冷たいお弁当をスープジャーでつくり始める前に、1つだけ事前準備を。それはあらかじめスープジャーを氷でしっかり冷やしておくことです。
それだけで朝つくったお弁当がランチタイムまでひんやり。ひと手間かかりますが、ぜひ実践してください。
定番そうめんに栄養たっぷりな「豚しゃぶ」をプラス
まずは定番のそうめん弁当から、アレンジ例をご紹介します。夏の定番「冷製豚しゃぶ」を添えたそうめんを、ネバネバ食材入りスープであっさりいただけるメニューです。豚肉とネバネバ食材で夏バテ気味な体に栄養をチャージしましょう!
ネバネバのスープが麺によくからみます。
ポイントはそうめんをごま油で和えておくこと。食べる際にほぐしやすくなります。
マンネリしてきたら「カラフルそうめん」にチェンジ!
そうめん自体をいつもの白いそうめんからカラフルにチェンジするだけで、簡単にバリエーションチェンジに。変わり種のアレンジメニューが苦手な子どもやパパにはこちらがよさそう。色によってほんのりとフレーバーが付いているので、味の変化も楽しめます。
※このアイデアのみ弁当家・野上優佳子さんによるアイデアではありません
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ポイントは盛り付ける際にはスプーンとフォークを使ってくるっと丸めて並べること。かわいい見た目になるだけでなく、食べやすくなります!
そうめんにも冷やご飯にも合う冷汁弁当
九州・宮崎県の家庭料理である「冷汁」は夏の暑さを乗り切る昔ながらのお母さんの知恵が詰まっています。味噌と出汁の風味とキュウリの爽やかさで食欲が進むはず。冷たいご飯にも、そうめんにも合います。
ゴマと煮干し粉を混ぜた味噌はトースターで焼き色を付けると香ばしさがアップします。
さっぱりトマト味の冷製スープ「ガスパチョ」
暑い国・スペインやポルトガルで飲まれている冷たいスープ「ガスパチョ」。トマトベースにきゅうりなどの夏野菜が入った夏にうれしい栄養がたっぷり。
そんなガスパチョを、トマトジュースを使って簡単につくるレシピです。お出かけ先で食べることを想定してニンニクは入れずにつくれるよう調整しました。
本来はミキサーで小さくするパンですが、今回はパン粉を乾煎りするだけでOK!
レモン風味の冷たいパスタサラダ弁当
パスタに野菜たっぷりのソースをかけていただくパスタサラダ弁当です。スープジャーの中で野菜の水分が出て味がからむため、シンプルな味付けでOK。赤や緑の野菜を使ってカラフルな見た目にすると、目から食欲もアップします。
パスタはオリーブオイルで和えておくのが食べやすくなるポイント。
※本記事はMartのバックナンバーより再構成しました。
構成/小林 博子