お弁当の悩みで多かったのが、食べる人の好き嫌いによる食材や彩りの偏り。その対策として、常備しておくと便利なすきまおかずを色別にご紹介。「トマトがダメなら○○を入れればいいじゃない」。そのまま彩りに使えるものから、つくりおきできるストックおかずまで……ぜひ、副菜選びの参考にしてください。
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【1】黄色い食材&おかず
パプリカ「生も加熱もOKの便利食材」
ミニトマト(黄)
たくあん
玉子焼き
コーン缶
カレーパウダー「じゃがいもや鶏肉などをカレー炒めにすれば黄色いおかずに」
カボチャのカレーマッシュ(冷凍OK)
カボチャ1/4個(約300g)は種を取り除いてさっと洗い、濡れたままラップに包んで600Wの電子レンジで3分加熱する。カボチャの皮をむいてつぶし、カレーパウダーと塩各小さじ1/3を入れてよく混ぜる。冷凍カボチャを使ってもOK!
黄パプリカのカレーチーズ焼き(冷蔵3~5日)
パプリカ1/2個は1.5㎝角に切ってアルミホイルの上に広げ、塩2つまみ、カレーパウダー小さじ1/4、パルメザンチーズ小さじ2の順にふりかけ、トースターで7~8分焼く。ベーコンやウインナーなどを混ぜて焼いても美味しい。
【2】赤い食材&おかず
ミニトマト(赤)
いちご
パプリカ(赤)
梅干し
かにかまぼこ「断面を見せて2色にするのが◎」
ケチャップ「オムレツやポテトなどに少量のせると赤がポイントに♪ケチャップ炒めでも」
サケフレーク
ラディッシュとささみの梅あえ(冷凍OK)
ラディッシュ5個は薄い輪切りにし、梅干し1個は叩いてペースト状にしておく。軽く塩、こしょうをふったささみ1本を耐熱容器に入れて酒大さじ1をかけ、ラップをして600Wの電子レンジで2分弱加熱する。ささみに熱が通ったら手で割き、ラディッシュと梅干しペーストとあえる。
赤パプリカと紫玉ねぎのマリネ(冷蔵7日)
紫玉ねぎ1/4個と赤パプリカ1/2個は薄切りにカットし、保存容器に入れたマリネ液(塩3つまみ、砂糖大さじ1/2、酢大さじ1、油大さじ1)に半日以上漬ける。
にんじんのバターじょうゆ炒め(冷凍OK)
にんじん中1本を千切りにし、熱したフライパンにバター5gを入れて炒める。火が通ったらしょうゆ小さじ1/2を加え、さっとあえる。
【教えてくれたのは 】
もりたとしこさん
盛りつけ師、料理家。料理本や商品パッケージの撮影スタイリングをはじめ、レシピ提供など幅広く活動。給食事業者や社員食堂、飲食店向けの盛りつけセミナーを開催。
Mart 2021年5月号 別冊付録「詰め方だけで!映え弁入門」より
撮影/高橋ノボル 調理・監修/もりたとしこ フードスタイリング/佐々木のぞ美 取材・文/富田夏子 編集/永島 大
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