2人のお子さんのママである栃原さんは、自宅で韓国料理教室を主宰しているお料理の先生。自宅から車で15分もあれば到着するコストコは、足りない食材があれば買いに出かけることもあるくらい身近な存在なのだそう。
韓国料理教室用から、息子さんのお弁当用をはじめとした食材はもちろん、日用品から薬、眼鏡に至るまでさまざまなものをコストコで揃えているそう。「専門店では見つけられなかった息子のスポーツ用眼鏡を、コストコで発見したことも。お目当ては決めて出かけますが、売場は隅から隅までチェックします」という栃原さんの今日のお買い物の中身と、お気に入り食材の使い方を教えていただきました。
今日の買い物
【買い物した読者】
栃原順伊さん(42歳)
【ユーザーDATA】
- 行きつけ…座間倉庫店
- コストコ歴…約12年
- 頻度…1か月に一度
- 一回当たりの購入金額…約1万~1万5万円
- 誰と?…お母様と
本日のお買い物金額…計8点 ¥12,753(「特別割引」含む)
海苔はコストコで買うと決めているので、なくなりそうになったらそろそろコストコに行くタイミング。韓国料理教室でもよく教える「キンパ」にもお弁当にも欠かせない食材です。ほかにも定番の食材や日用品を買いに行くのが目的ですが、そのついでにチェックする新商品や、自分が好きな食べ物を買う楽しみも。今日は自分が朝食に食べたいブリーチーズを購入。ハチミツをかけて食べると美味しいんです。買い忘れたり気になったものがあってもすぐに買いに行ける距離にあるので、買うかどうか迷ったものはすぐには買いません。自宅に帰って考えてからまた後日買いに行くようにしています。
【PICK UP 1】ほかの海苔とは美味しさが違う、欠かせない商品です
1947年に創業の「永井海苔」の寿司はね。寿司屋で使う予定だった海苔の中で割れや傷などがあるものを家庭用として販売されている海苔です。
寿司屋用の商品ということで品質は折り紙付き!美味しい板海苔が10枚で1パックになったものが、計10袋セットになっています。
【PICK UP2】海苔と一緒に使う韓国版スパムの「リチャム」は塩分控えめで食べやすい
ひき肉を型に入れて固めたものをオーブンで加熱してから冷却し、長期保存できるように加工した「ランチョンミート」。韓国の食品メーカー「東遠」の商品です。
1缶340gのものが6個セットで販売されています。缶詰には珍しい、プラスチックのふた付き。プラスチックのふたを開けたら、アルミ製のプルトップのふたを外して缶を逆さまにして中身を取り出します。
必要な分をカットして使います
塊状のリチャムはきれいなピンク色をしています。ナイフで好きな厚みにカットして使います。「スパムよりも塩分控えめの味。ほどよい塩加減が美味しくて大好きなんです。油っぽさも皆無で、フライパンで焼いても全然脂が染み出してきません」(栃原さん)
【韓国で流行中!四角い形のキンパが美味しくつくれます】
「料理教室の生徒さんにも大好評のキンパ。キンパの『キン』は『海苔』、『パ』は『ご飯』という意味で、キンパは韓国の海苔巻き。具材や形に定義はなく、何を入れてもOK。以前はコストコで購入したツナ缶を使っていましたが、このリチャムがコストコに登場してからは、ツナ缶をリチャムに変えてつくり続けています。キンパと言えば巻きすで巻いた丸い断面の形が一般的ですが、最近本場韓国で流行っているのがテレビドラマで取り上げられて一気に火がついた、四角い形のキンパ。つくりやすくて食べやすい形です」(栃原さん)
「海苔をまな板の上に敷き、手前から中央部分まで切り込みを入れておきます。四隅に好きな具材とご飯を敷き詰めればOK。決まりはないので、好きな具材を好きな場所に広げておきます。今回は白ごまをふったご飯とカットしてフライパンで軽く焼いたリチャム、えごまの葉の上にきんぴらごぼう、細切りにしたたくあんを使いました」(栃原さん)
「具材とご飯を敷き詰めたら、切れ込みを入れている部分からパタパタと折りたたんで巻いたら、最後にキンパをラップでくるんで海苔同士がくっつくようにぎゅっと握って形を整えれば完成。海苔とリチャムとご飯は必ず使いますが、それ以外の具材は毎回手に入るものやその日の気分で変えています。食べるときはラップごとカットするときれいな断面に。美味しい海苔でつくったキンパは最高に美味しい!」(栃原さん)
【PICK UP 3】パンガシウスフィレは調理も簡単で子どもも大好き
パンガシウスフィレはベトナムで養殖されている、東南アジアを中心に生息している食用ナマズの一種。たんぱく質が豊富な魚です。
「息子の給食メニュー表に書かれていた白身魚と同じものを探していたとき、たまたまコストコで同じような魚を売っていることを知り購入してみたのがきっかけ。実際に調理してみると骨も皮も取り除かれていて調理が簡単な上、臭みがなく淡泊で食べやすい味」(栃原さん)
【臭みがなくお弁当にもピッタリ】
「臭みがなく、味付けして焼くだけで美味しく食べられるので、お弁当のおかずにもピッタリ。息子も大好きでよく登場します」(栃原さん)
「購入したらすぐに食べない分は、塩こしょうを振って下味をつけたパンガシウスフィレを1尾ずつラップしてくるんだら冷凍庫に入れて保存しています。食べるときは冷凍したものをそのまま焼くだけ。忙しい朝も助けられています」(栃原さん)
「フライパンでにんにくスライスをオリーブオイルで炒めた後に下味をつけたパンガシウスフィレを入れて、両面に焼き色がつくまで焼けばOKです」(栃原さん)
「近場にあるスーパーのような感覚で行っているコストコですが、必需品以外の買い物も楽しい、私にとって息抜きも兼ねた時間が過ごせる大切な場所です」と話す栃原さん。「定番以外でも『これは美味しそう』という食材を見つけたら買ってみて、献立や使い道を考えます。いろいろな商品を試してきましたが、コストコの食材はどれも美味しくて料理をするのも楽しい!買い物はもちろん、帰った後の料理も楽しくなるコストコ抜きの生活は考えられません」(栃原さん)
【お問い合わせ先】
コストコホールセールジャパン
https://www.costco.co.jp
撮影/山本雅樹 取材・文/西村絵津子